ビルエネルギーマネジメントシステム
英語:Building Energy Management System、BEMS
業務用ビルや工場などの建物において、建物全体のエネルギー設備を統合的に監視し、自動制御することにより、省エネルギー化や運用の最適化を行う管理システム。空調設備や照明設備などをネットワークに接続して一元管理する。いわゆるスマートビルの中心となる技術である。
住宅(スマートハウス)における管理システムはホームエネルギーマネジメントシステム(HEMS)という。また、地域をスマートコミュニティ化する、社会基盤としての管理システムは、コミュニティエネルギーマネジメントシステム(CEMS)と呼ばれる。
関連サイト:
BEMSによるエネルギー利用管理技術 - 財団法人省エネルギーセンター
BEMS
BEMS
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/18 17:45 UTC 版)
詳細は「BEMS」を参照 BEMS(ベムス)は「Building Energy Management System」の略で、ビルエネルギー管理システムのことを指す。ビルの機器・設備等の管理を見える化し、運転を制御することでエネルギー消費量の削減を目的としたシステムである。 経済産業省は、見える化による意識改革、設備更新による効率化、さらに設備運用改善が省エネルギーの構成要素であるとし、BEMSはこれらに必須なシステムであるとしている。 経済産業省は補助事業「エネルギー管理システム導入促進事業」において、ビル等にBEMSを導入し省エネを管理・支援する事業者 BEMSアグリゲータに補助金を支給したが、補助事業の予算が東日本大震災の復興予算を流用したものであることが報道され、2013年9月事業は打ち切られた(詳細は「BEMSアグリゲータ」を参照)。
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