B-2爆撃機
別名:B-2ステルス爆撃機
米国空軍の戦略爆撃機。高度なステルス性能を持った高性能戦略爆撃機で、ステルス機として多く人が連想する特徴的な全翼機のスタイルを持つ。
B-2爆撃機は全幅が約50メートルの大型の航空機で、重量10トンを上回る超大型爆弾や、核弾頭を搭載したミサイルを複数、搭載することができる。そのまま敵のレーダー網をかいくぐって敵陣の中枢まで侵入できるため、脅威の度合いは極めて高いとされる。
B-2爆撃機は1機あたりの製造コストが世界のあらゆる航空機の中で最も高いことでも知られる。
2013年3月半ば、米国国防総省はB-52戦略爆撃機を韓国の軍事演習へ参加させたことを発表した。3月28日には、米韓合同の野外軍事演習「フォールイーグル」にB-2爆撃機が参加したことが発表された。
B-2 (航空機)
(B-2爆撃機 から転送)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/12/06 08:06 UTC 版)
ノースロップ・グラマン B-2(英語: Northrop Grumman B-2 Spirit)は、アメリカ空軍のステルス戦略爆撃機である。開発・製造はノースロップ・グラマン社が担当した。水平尾翼および垂直尾翼が無い、いわゆる全翼機と呼ばれる特徴的な形を持つ航空機である。愛称はスピリット(Spirit、魂、精神の意)。
注釈
- ^ B-2一機の価格は約2,000億円。2018年2月時点での金価格は1gあたり3,700円超。B-2一機分の質量45tの金は約1,665億円超。
- ^ オハイオ州デイトンにある国立アメリカ空軍博物館に一機が収蔵、展示されているが、この機体は静的強度試験に供された機体で、実戦に配備された実績は無い。主脚等一部の部品に、運用中の他機の部品が取り付けられている。
- ^ 但し、塩化フッ化スルホン酸は皮膚に付着すると爛れる等の重大な害を及ぼす毒劇物であり、取り扱いに細心の注意が必要であることと、腐食性の強い液体であることから液体を積み込むタンクやポンプなどのメンテナンスにも手間が掛かるため、現在では使用を見合わせているものとみられる。そのため、コントレイルの航跡を残しながら飛行するB-2が度々目撃されている。
- ^ a b 実在するMOP(大型貫通爆弾)の発展改良型という設定の架空の兵器。地中貫通型爆弾。
- ^ 原作の小説版では北朝鮮。
- ^ 全兵器の中で最も高価なのは「ドラゴン」(架空の生物)。また、価格順ではB-2の次に高価なのは潜水艦「オハイオ」。
出典
- ^ a b The Encyclopedia of Modern Military Aircraft (ISBN: 1-904687-84-9)
- ^ a b 軍事研究 2007年8月号
- ^ 空中給油の様子 - YouTube - USAミリタリーチャンネル『B-2スピリット ステルス戦略爆撃機』
- ^ America's deadliest weapon the B-2 stealth bomber (DVD)
- ^ “米ステルス爆撃機、リビアでIS戦闘員80人超殺害 異例の空爆作戦”. AFP. (2017年1月20日)
- ^ イカロスmook 世界の名機シリーズ「B-2スピリット」 Jウイング編集部 イカロス出版 42-44頁
- ^ “Archived copy”. 2009年3月29日時点のオリジナルよりアーカイブ。2019年7月6日閲覧。 CI Center page on Gowadia
- ^ “B-2 Stealth Bomber Crash Scene Photos: Exclusive First Look” (英語). Popular Mechanics. (2008年7月14日) 2008年7月16日閲覧。(離陸から墜落に至るまでの図解説明有り)
- ^ “エンジン火災で損傷したB-2A「スピリット・オブ・ワシントン」が完全復帰”. FlyTeamニュース. (2013年12月29日)
- ^ “米戦略爆撃機「B-2」が不時着、火災で損傷”. スプートニク (2022年12月14日). 2022年12月14日閲覧。
- ^ 日高義樹のワシントン・リポート2006年8月13日放送「TV初公開B-2爆撃機と新鋭空母グアム演習」
- ^ “The Pointy End Of Northrop's Flying Wings Then And Now”. Foxtrot Alpha. Jalopnik (Gizmodo Media Group) (2015年9月7日). 2022年12月2日閲覧。
「B-2 爆撃機」の例文・使い方・用例・文例
- 爆撃機はその町の上空を通過した
- 爆撃機は何トンもの焼夷弾を投下した。
- 爆撃機は標的を見事に爆撃した。
- 爆撃機の轟音に慣れた。
- 爆撃機に燃料を空中給油する.
- 軽爆撃機.
- 爆撃機の作戦航続範囲.
- レーダー捕捉不能ジェット機[爆撃機].
- 爆撃機はその航空基地を急襲した.
- これらの爆撃機は, その長い脚を生かして, 長駆 T 市までも爆撃した.
- 超音速爆撃機は、目標がまだ地平線の上にある間にその爆弾を放出するほど速く飛ぶ
- ステルス爆撃機は1989年に処女飛行を行った
- 中型の爆撃機
- 目標に対して急降下するときに爆弾を落とす爆撃機
- レーダーで検出するのが難しい爆撃機
- 爆撃機の乗組員
- 爆撃機で、爆撃照準器を使い、標的に向かって爆弾を投下する役目の乗組員
- 白昼の襲撃に際し東京上空に16台の爆撃機の戦隊を先導することで1942年に世界にショックを与えた米国空軍将校(1896年−1993年)
- 重大局面の間、爆撃機は警戒態勢にあった
- 爆弾を大量に搭載できる大型の爆撃機
- B-2爆撃機のページへのリンク