ADG-RA273RBN
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「日産ディーゼル・スペースアロー」の記事における「ADG-RA273RBN」の解説
スペースウイングI西工02MC SD-IADG-RA273RBN改 昭和自動車 2005年7月28日、新長期排出ガス規制に観光バスで初めて適合して発表した。車体デザインは基本的に02MCのままであるが、平成18年灯火器類保安基準改正に合わせてリアコンビネーションランプを低位置に配した。インパネは富士重工ボディの1Mおよび1Sに準じたデザインに変更された。最も大きな変更を受けたパワープラントは、2004年10月の第38回東京モーターショーに出展されたスペックのままである。エンジンはフルフラットノンステップバス・UA272(富士重工製Fタイプ)に搭載した9,203ccのMD92TAをベースに最高出力257kW(350PS)にパワーアップ、尿素SCR触媒と超高圧燃料噴射装置を組み合わせた「FLENDS」と呼ばれるテクノロジーを装備したMD92TKをドイツ・ZF社と共同開発した電子制御トルコン式6速AT"ECOMAT2plus"と組み合わせることで、軽量化とドライバーの技量によらず乗用車感覚の楽な運転操作性、ドライバー間の燃費のバラツキの防止などをメリットとしている。ホイールベースの設定は6.15m(R尺)、5.4m(M尺、ハイデッカのみ)の2種類があるが同一型式となり、スーパーハイデッカと5.4m(M尺)は改造扱いとなる。 MT車およびスーパーハイデッカ向けの400PSクラスエンジンの廃止で市場での反響が注目されたが、東京空港交通はリムジンバスに直結クーラー仕様を大量に導入し、車庫には必需品であるAdBlue(尿素水)備蓄タンクを設けた。車両には世界一クリーンなディーゼルバスであることをPRするステッカーが貼られる。なおリアオーバーハング左側にAdBlueタンクを搭載しているため、客室後部にトイレを設置する場合は通常は左側のところを右側に設置する場合がある。この場合は非常口はホイールベース間に設置される。 車体はハイデッカーのスペースアローRAが西工C-I型、スーパーハイデッカーのスペースウイングIは西工SD-I型、SD-II型での架装となる。なお、西工SD-I型架装車は改造扱いとなり、ハイデッカーのスペースアローRAのシャーシに架装しているが、メーカーではスペースウイングIと呼称する(西日本鉄道、昭和自動車などに納入例あり)。 西工 C-I 直結クーラー車ADG-RA273RBN改東京空港交通後部右側にトイレを装備しているため非常口が中央部に移設されている。 西工 C-I 直結クーラー車後部ADG-RA273RBN改東京空港交通 西工 C-I 直結クーラー車(折戸仕様)ADG-RA273RBN山交バス
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