保安基準
クルマの構造および装置が備えるべき保安上、または公害防止のための技術上最低限度の基準を定めた国土交通省令。正式には道路運送車両の保安基準といい、クルマの技術的な要件の基本となる法令。道路運送車両法では、公道を運行するクルマはその構造、装置などが、この省令で定める保安基準に適合するものでなければならないと規定されており、またクルマの検査や点検、整備においてもそれらの審査は保安基準に照らして実施するよう定められている。保安基準には自動車以外に原動機付き自転車および軽車両に関する保安上の技術基準をも定めている。
保安基準
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/15 04:25 UTC 版)
自動車に準じて道路運送車両の保安基準が定められている。タイヤ、ブレーキ、エンジン装置、消音器等は自動二輪車のミニチュア版の性能が求められているほか、保安基準に適合する前照灯、番号灯、後部反射器、警音器、後写鏡を備えなければならない。なお、最高速度が20km/h以上の原動機付自転車については、尾灯、制動灯、方向指示器、速度計を備えなければならないまた、輸入車を含めて排気ガス規制をクリアしなければならない。
※この「保安基準」の解説は、「原動機付自転車」の解説の一部です。
「保安基準」を含む「原動機付自転車」の記事については、「原動機付自転車」の概要を参照ください。
保安基準と同じ種類の言葉
- 保安基準のページへのリンク