2023年大会開催までの経緯
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「2021 ワールド・ベースボール・クラシック」の記事における「2023年大会開催までの経緯」の解説
2017年 3月7日 - MLB機構のロブ・マンフレッドコミッショナーはワールド・ベースボール・クラシック(WBC)について、一部メディアが今大会限りで廃止されると報じられたことに「収益もファンも増えている。どこからそういうことになったのか」と否定するとともに「選手が国を代表するという貴重なイベントで、成長を続けている」と大会存続を改めて表明した。また、1次ラウンド後には「信じられない。毎回、このイベントは成長している。試合の内容、参加国、入場者数が上昇している。我々はこのイベントを前進させることに真剣に取り組んでいる。我々の国際的な戦略において重要なパートだ」と語った。 3月22日 - マンフレッド・コミッショナーは決勝戦を前に、次回の第5回大会について「最初は大会間隔が3年だったが、五輪に重なることがないよう配慮して4年になった。21年は五輪開催年ではないし、MLB各チームは大会存続に乗り気だと信じている。21年に間違いないだろう。」とし、2021年大会を開催することを述べた。 3月23日 - WBCIは2017年大会の観客動員数が前回比23%増の108万6720人であり、WBC史上初の100万人突破を達成したことを発表した。テレビ視聴率や関連商品の売り上げも過去最高となった。 2020年 1月16日 - WBC公式サイトがリニューアルされ、2021WBC予選の概要が明らかとなった。大会の方式に変更があり、本選が16ヵ国から20ヵ国に拡大し、予選は16ヵ国から12ヵ国に縮小されることになった。本選予選含めた28の招待国には前回大会からの変更はない。このため、予選は12ヵ国が2プール6ヵ国に別れてのダブルイリミネーション方式トーナメント戦により対戦し、各プール2ヵ国・計4ヵ国が本選に進出する方式となった。また、本選拡大にともない本選シード枠も16ヵ国に拡大されたため、前回大会の成績により予選降格と思われていた4ヵ国(メキシコ、チャイニーズタイペイ、カナダ、中国)の本選残留が決定した。予選会場はプール1、プール2ともにアメリカ・アリゾナ州ツーソンで2020年3月12日から25日にかけて開催される。 1月28日 - 2021WBCの予選概要と本選枠が20ヵ国に拡大されることが正式に発表された。 2月25日 - 2021WBCの概要と開催地が発表された。本選に出場する20ヵ国は4プール5ヵ国に別れて総当たり方式リーグ戦により対戦し、各プール上位2ヵ国の計8ヵ国が決勝トーナメントに進出する。開催期間は2021年3月9日から23日。開催地は、台湾・台中、日本・東京、アメリカ・フェニックス、マイアミの4会場。東京ラウンドは準々決勝、マイアミラウンドは準々決勝、決勝ラウンドも開催する。 3月6日 - 予選1組出場各国の登録選手28名とコーチングスタッフが発表された。また、予選全試合をYouTubeのMLBチャンネルにて無料生配信されることも発表された。 3月12日 - MLBは新型コロナウイルス感染症の流行のためWBC予選を無期限の延期とすることを発表した。 5月12日 - 2021WBCが新型コロナウイルス感染症の流行のため開催延期される見通しであることがESPNにより報じられた。大会関係者によれば、2021年末でMLBとMLB選手会による労使協定の期限を迎える影響で、WBCは2023年までは開催されないと見ている、と語った。 2022年 3月12日 - 今後5年間のMLB労使協定が締結され、WBCは2023年と2026年に開催予定であることが明らかとなった。 7月8日 - 2023WBCの開催地、日程、組み合わせが発表された。予選の開催地と招待国に変更があり、開催地はドイツ・レーゲンスブルクとパナマ・パナマシティの2会場、フィリピンと入れ替わりでアルゼンチンがWBCに初めて招待されることになった。 7月28日 - 第1ラウンドB組および準々決勝の東京ラウンドの開催概要を発表。
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