1010系
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1010系(1010けい)とは、1010の数値を使用する体系を持つものを指す。
- 1 1010系とは
- 2 1010系の概要
1010形
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「国鉄1000形蒸気機関車」の記事における「1010形」の解説
本形式は、山陽鉄道と筑豊鉄道(初代)が2両ずつ、計4両が輸入されている。 山陽鉄道では製造番号14772, 14773が11形(51, 52)として1896年3月に製造され、主に入換用に使用された。筑豊鉄道の2両は製造番号14386, 14387で、1895年(明治28年)8月に製造され、25, 26となった。筑豊鉄道は、1897年に九州鉄道に営業譲渡したため、同社の95形(95, 96)と改められた。 これらは、1906年に制定された鉄道国有法により買収され、国有鉄道籍となったが、1909年に鉄道院の車両形式称号規程により、1010形(1010 - 1013)に改められた。改番の状況は次のとおりである。 1010 ← 山陽鉄道 51 1011 ← 山陽鉄道 52 1012 ← 九州鉄道 95 ← 筑豊鉄道 25 1013 ← 九州鉄道 96 ← 筑豊鉄道 26 本形式は、小型で少数であったことから、国有化すぐに淘汰対象とされ、1911年(明治44年)6月には、全車が私鉄に払下げられた。これらは、在籍する私鉄の国有化によって再国有化され、国有鉄道籍を得たが、旧番号を2代目が埋めていたため、旧形式番号には戻っていない。陸奥鉄道からのものは1650形、新宮鉄道からのものは1235形となった。その状況は次のとおりである。 1010 → 新宮鉄道 1 → 国有鉄道 1235(1934年買収。1936年廃車解体) 1011 → 新宮鉄道 2 → 国有鉄道 1236(1934年買収。1936年廃車解体) 1012 → 上武鉄道 4 → 阿波電気軌道 1 → 陸奥鉄道 1 → 国有鉄道 1650(1927年買収) → 多摩湖鉄道 1650(1928年譲受。1935年頃廃車) 1013 → 上武鉄道 5 → 阿波電気軌道 2 → 陸奥鉄道 2 → 国有鉄道 1651(1927年買収) → 金名鉄道 2(1935年頃廃車)
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