里見忠義とは? わかりやすく解説

里見忠義

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/12/31 14:54 UTC 版)

里見 忠義(さとみ ただよし)は、安土桃山時代から江戸時代前期にかけての大名安房国館山藩の第2代藩主安房里見氏の当主・里見義康の長男。徳川秀忠より偏諱を受け、忠義と名乗った。


  1. ^ a b 大野 1933, p. 475.
  2. ^ a b 大野 1933, p. 477.
  3. ^ 大野 1933, p. 554.
  4. ^ 高橋覚「捕鯨業で民衆を支えた醍醐新兵衛」『千葉史学』20号、1992年。 
  5. ^ 川名登「房総里見文書の研究」『日本歴史』179号、1963年。 
  6. ^ 小宮義夫「『かなまり』の秘宝(その二)― 知恩寺の十代里見忠義寺領寄進状―」『館山と文化財』23号、1989年。 
  7. ^ 大野 1933, p. 492.
  8. ^ 大野 1933, p. 494.
  9. ^ 島津晴久、岡田晃司「鳥取県東伯郡北条町北尾の八幡神社に伝わる里見忠義寄進棟札について」『千葉県の歴史』30号、1985年。 
  10. ^ 大野 1933, p. 507.
  11. ^ 大野 1933, p. 508.
  12. ^ 大野 1933, p. 511.
  13. ^ a b 千野原靖方『里見家改易始末―房総戦国大名の落日―』崙書房、2001年、137-140頁。 
  14. ^ 滝川恒昭「上野国板鼻城主里見讃岐守について」『館山と文化財』29号、1996年。 
  15. ^ 富浦町史編さん委員会 編『富浦町史』1988年、279-280頁。 
  16. ^ 川名登『房総里見一族』(増補改訂版)新人物往来社、2008年、214頁。 
  17. ^ 佐藤博信 著「房総里見氏家臣堀江頼忠の軌跡―安房国から伯耆国へ―」、里見氏調査会 編『里見氏叢書1 今よみがえる里見忠義の足跡―伯耆倉吉里見忠義関係資料調査報告書―』NPO法人安房文化遺産フォーラム、2008年。 
  18. ^ 忠義の子供たち


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里見忠義

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倉吉藩」の記事における「里見忠義」の解説

里見氏安房国戦国大名由来する外様大名であり、里見忠義は館山藩主として安房一国ならびに常陸国鹿島郡122000石を領していた。慶長19年1614年)、大久保忠隣改易されると、忠隣の孫娘を妻としていた忠義連座し、9月9日安房一国没収言い渡される。ただし、関ヶ原の戦い戦功による加増地である常陸鹿島3万石については代替として伯耆国倉吉所領与えられることになった倉吉へは堀江頼忠能登守)、正木時茂大膳亮)、板倉昌察(牛洗斎)らの重臣同行しているが、同行した家臣多くなかったとされる12月忠義倉吉到着する倉吉神坂屋敷与えられたが、代官山五郎兵衛から引渡されたのは久米河村両郡のうち4千石であったとされる忠義打吹城倉吉城)に入ることもなく神坂村現在の倉吉市東町)に居住した。ただ、元和2年には山田八幡北野天神の二社を修造元和6年には山長大明神社殿修造行っているので寄進をするだけの財力があったことが確認できる。また北条町北尾八幡神社修造の際に忠義出した棟札現存確認されている。 1617年元和3年)に池田光政鳥取藩主として入封すると、重臣伊木忠貞倉吉入り忠義事実上池田家お預けの身となった4000石の所領召しあげられ百人扶持与えられ倉吉郊外下田中現在の倉吉市下田中)に移された。さらに1619年元和5年)には堀現在の倉吉市関金町堀)に移されている。元和8年1622年)に忠義没したが、嗣子なしとされ、里見氏改易された。 なお、里見家重臣であった正木時茂は、大坂の陣終了後、再び時茂のみが家康駿府呼び戻され家康死後の元和3年1617年)、今度徳川秀忠の命によって、江戸桜田に住まわされ江戸城中はもとより他の旗本衆への出入り許されなかった。元和8年1622年)の忠義没後、時茂は池田光政お預けとされて鳥取移され寛永7年1630年)に鳥取没した倉吉大岳院には、里見忠義・板倉昌察・正木時茂らの墓がある。

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「里見忠義」を含む「倉吉藩」の記事については、「倉吉藩」の概要を参照ください。

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