蟻酸とは? わかりやすく解説

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ぎ‐さん【×蟻酸】

読み方:ぎさん

最も簡単なカルボン酸無色刺激臭のある液体アリハチ毒腺(どくせん)やイラクサのとげなどの含まれ皮膚にふれると水疱(すいほう)ができる。最初にアリ蒸留して得られたところからの名。有機薬品合成原料溶剤皮革加工などに用いる。化学式HCOOH


物質名
蟻酸
慣用名
ギ酸
化学式
HCOOH
融点(℃)
8.4
沸点(℃)
100.8

カルボン酸一種で、刺激臭放つ毒。触れると肌に水泡ができる。アカアリなどに咬まれたときの刺激の元となる物質である。

ギ酸

(蟻酸 から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/07/19 04:49 UTC 版)

ギ酸(ギさん、蟻酸、: formic acid)は、分子量が最小のカルボン酸である。IUPAC命名法ではメタン酸 (methanoic acid) が系統名である。カルボキシ基(-COOH)以外にホルミル基(-CHO)も持つため、性質上、還元性を示す。空気中で加熱すると発火しやすい。なお、ギ酸を飽和脂肪酸として見た時は、常温常圧において他の飽和脂肪酸よりも比重が大きいことで知られる。多くの飽和脂肪酸の比重が1を下回っているのに対し、ギ酸の比重は約1.22と酢酸よりもさらに比重が大きい。ギ酸は工業的に生産されており、その水溶液は市販されている。




「ギ酸」の続きの解説一覧

蟻酸

出典:『Wiktionary』 (2021/08/07 01:07 UTC 版)

発音(?)

ぎ↗さん

名詞

ぎさん

  1. 化学式HCOOH表される分子量最小カルボン酸IUPAC命名法における系統名メタン酸

翻訳


「蟻酸」の例文・使い方・用例・文例

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