すい‐ほう〔‐ハウ〕【水泡】
み‐つぼ【▽水▽泡】
み‐な‐わ【▽水▽泡/▽水×沫】
水泡(みずあわ)
留め仕込後2~3日経つと、醪の表面に数本の泡の筋が現れる。これを筋泡(すじあわ)という。さらに1~2日経つと、白くて軽い泡が前面に広がる。これを水泡(みずあわ)という。水泡をすぎると、泡は次第に高くなって岩のような形になってくる。これを岩泡(いわあわ)という。岩泡からさらに泡が高くなった状態を高泡(たかあわ)という。高泡が次第に低くなる時期を落泡(おちあわ)という。泡が落ちるとシャボン玉のような泡が残り、これを玉泡(たまあわ)という。玉泡が消えて醪の表面が現れた状態を地(じ)という。地の状貌には種々あり、醪の表面に何も浮かんでいないときは坊主(ぼうず)、薄い皮が浮かんでいるときはチリメン泡あるいは薄皮(うすかわ)、米粒が厚く浮かんでいるときは厚蓋(あつぶた)、飯蓋(めしぶた)などという。
泡
(水泡 から転送)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/07/03 15:06 UTC 版)
泡(あわ、あぶく、英: foam、bubble)は、気体を分散相とし、液体(あるいは固体)を連続相とする性状の物体[1]。液体もしくは固体の中に空気などの気体を含んだものである。泡の典型例にシャボン玉やビールの泡がある[2]。
- ^ a b 田村隆光「起泡と消泡の試験法」『油化学』第42巻第10号、日本油化学会、1993年、737-745頁。
- ^ a b c d e f g h i j 小山内州一「泡の化学」『オレオサイエンス』第1巻第8号、日本油化学会、2001年、737-745頁。
- ^ a b c d e f g h 青木健二「泡の安定化と消泡機構に関する考察」『塗料の研究』第156号、関西ペイント、2014年、27-35頁。
- ^ a b c 阿久津兼二「起泡剤(アルミニウム粉末を含む)」『コンクリートジャーナル』第8巻第3号、日本コンクリート工学会、1970年、40-44頁。
- ^ Morgan 2008
- ^ Kooistra, Deshpande & Wadley 2004; Queheillalt & Wadley 2005;
- ^ Courtney 2005
- ^ 浅野康一『物質移動の基礎と応用』丸善、2004年、137頁。ISBN 4-621-07356-7。
- ^ 【動画】アラスカの湖からメタンの泡の悪循環「今は北極の冷蔵庫が開きっぱなし」と研究者ナショナルジオグラフィック日本版サイト(2016年9月5日)2018年5月13日閲覧。
- ^ イエローストーン国立公園の「Mudpots」アメリカ合衆国内務省ナショナルパーク・サービス(2018年5月13日閲覧)。
- ^ 「マグマの複雑な泡の構造が火山の爆発的噴火を促すことを解明」東北大学(2017年12月4日)2018年5月13日閲覧。
- ^ a b c 「マイクロ・ナノバブル水-微細な泡で植物を活性化 農業現場に浸透」『日本農業新聞』2020年1月13日(18面)
- ^ 【サイエンスview】小さな泡の大きな力■国際規格「0.1ミリ未満」■鮮度保持や汚れ洗浄『読売新聞』朝刊2018年4月29日(くらしサイエンス面)。
- ^ 一般社団法人 日本マイクロ・ナノバブル学会(2020年2月4日閲覧)
「水泡」の例文・使い方・用例・文例
- 彼の野心は水泡に帰した
- 手のひらに水泡ができている
- 彼女のすべての努力は水泡に帰した。
- 彼の努力は水泡に帰した。
- 彼のミスがその計画を水泡に帰した。
- 私たちの努力は水泡に帰した。
- キング牧師が献身的に力を尽くしたものすべてが水泡に帰したかのように思われた。
- 私の希望は水泡に帰した.
- 彼の最大の望みも水泡に帰した.
- 我々の努力は水泡に帰した.
- 彼の努力は水泡に帰した.
- 我々の努力はすべて水泡に帰した.
- 多年の労水泡に帰す
- 水泡に帰す
- 私のすべての努力は水泡に帰した
- 正常な皮膚や粘膜から薄い皮で覆われた大きな水泡(ブラ)が形成される皮膚病
- クロナルチウム属のサビ菌によって引き起こされるマツの疾患の総称で、樹皮と液材を侵し外部に水泡を生じる
- 非化膿性の明瞭な水の内容を含んでいる水泡
- 水泡で真っ白に見える滝
- 水泡音という,異常な呼吸音
水泡と同じ種類の言葉
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