三省堂 大辞林 |
うすかわ ―かは 0 【薄皮】
「枝豆の―」
(2)皮の薄い饅頭(まんじゆう)や餅。
「―饅頭」
(3)女性などの皮膚が白く、きめの細かいこと。
「顔の他の部分は日に焼けてはゐたが、―だけに却て見所が有つた/あひびき(四迷)」
(4)経木(きようぎ)のこと。
» (成句)薄皮の剥けたよう
はくひ 1 【薄皮】
日本酒用語集 |
薄皮(うすかわ)
留め仕込後2~3日経つと、醪の表面に数本の泡の筋が現れる。これを筋泡(すじあわ)という。さらに1~2日経つと、白くて軽い泡が前面に広がる。これを水泡(みずあわ)という。水泡をすぎると、泡は次第に高くなって岩のような形になってくる。これを岩泡(いわあわ)という。岩泡からさらに泡が高くなった状態を高泡(たかあわ)という。高泡が次第に低くなる時期を落泡(おちあわ)という。泡が落ちるとシャボン玉のような泡が残り、これを玉泡(たまあわ)という。玉泡が消えて醪の表面が現れた状態を地(じ)という。地の状貌には種々あり、醪の表面に何も浮かんでいないときは坊主(ぼうず)、薄い皮が浮かんでいるときはチリメン泡あるいは薄皮(うすかわ)、米粒が厚く浮かんでいるときは厚蓋(あつぶた)、飯蓋(めしぶた)などという。
「薄皮」の用例一覧
宮沢賢治 〔蒼冷と純黒〕 (青空文庫)
と云ふ高原だ。北上山地のうちだ。俺は只一人で其処に畑を開かうと思ふ。〔〕 純黒 彼処は俺は知ってるよ。目に見えるやうだ。そんならもう明日から君はあの 湿 ( しめ ) った腐植土や、みゝづや、鷹やらが友達だ。白樺の薄皮...
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岡本かの子 ある男の死 (青空文庫)
男の先生などに与へると見えまして、その溝口先生も四月の新学期に始めて、その教室に現はれた時から、何となくおびえてでも居るやうに常に度の強い眼鏡の奥の眼ぶちを赤くふるはして居るやうに見えて居ました。一たいが、小づくりで、薄皮...
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長谷川時雨 桃 (青空文庫)
てたりしてゐる。 人は、あまり人を可愛がると、食べてしまひたいほどだといふが、わたしは、熟した桃を見ると、食べてしまふのがをしくなる。あの淡黄色に、ポツと赤味のさした、生毛のある、赤ン坊の頬のやうな薄皮から、甘露...
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