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肥のさやか【ヒノサヤカ】(果樹)

登録番号 第12295号
登録年月日 2004年 11月 8日
農林水産植物の種類 かんきつ
登録品種の名称及びその読み 肥のさやか
 よみ:ヒノサヤカ
品種登録の有効期限 25 年
育成者権の消滅  
品種登録者の名称 熊本県
品種登録者の住所 熊本県熊本市水前寺六丁目18番1号
登録品種の育成をした者の氏名 磯部暁、満田実、藤田賢輔、坂西英、重岡開、稲葉一男
登録品種の植物体の特性の概要
この品種は、「上野早生」の珠心胚実生から育成されたものであり、果形がやや扁平果実重さがやや軽、果皮色が濃育成地(熊本県下益城郡松橋町)では10月上旬成熟する温州みかんである。姿は中間大きさ及び樹勢は中である。太さは太、節間長は長、のとげの多少は無である。葉身の形紡錘形波状程度は弱、大きさは中、葉身長は長、葉身幅は中、網脈の鮮明度は明瞭である。翼葉の形痕跡葉柄長さは短、太さは中である。花序形成は単生、花(花蕾)の重さは中、花弁の形は紡錘形長さ及び幅は中、色は白、数は5花糸分離程度一部合一花粉多少は少である。果実の形はやや扁平、果形指数は中、果頂部の形は平坦放射条溝の有無は無、凹環の有無不明瞭、果梗部の形は切平面放射条溝の多少は無である。果心の充実度は中、大きさはやや大、果実重さはやや軽、果皮の色は濃、油胞の大きさ及び密度は中、凹凸は平、果面の粗滑はやや滑、果皮厚さは薄、果皮歩合は中、剥皮難易は易である。じょうのう膜の硬さはやや軟、さじょうの形及び大きさは中、色は濃である。果汁多少は中、甘味はやや低、酸味は低、香気多少は中、種子数は無、胚の数は多胚である。発芽期、開花期及び成熟期は早で育成においては10月上旬である。隔年結果性及び浮皮果の発生は中、裂果発生は無、貯蔵性は短である。「上野早生」と比較して樹勢が強いこと、成熟期早いこと等で、「豊福早生」と比較してのとげが無いこと、果汁少ないこと等で区別性認められる
登録品種の育成経過概要
この品種は、昭和61年熊本県農業研究センター果樹研究所下益城郡松橋町)において、「上野早生」に「福原オレンジ」を交配して得られ珠心胚実生の中から選抜以後増殖行いながら特性の調査継続し平成13年にその特性が安定していることを確認して育成完了したのである





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