緒方監督時代とは? わかりやすく解説

緒方監督時代

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/19 02:46 UTC 版)

広島東洋カープ」の記事における「緒方監督時代」の解説

2015年 序盤一時最下位に沈むなど、Bクラス低迷し、特にリリーフ陣の救援失敗多発した6月19日、対DeNA戦3-1で勝ち、球団通算4000勝を達成交流戦は9勝9敗で7位に終わった交流戦明けには一時Aクラス3位に立つも、結局5位で前半戦ターン、それでもこの年セ・リーグ混戦だったこともあり、首位DeNAとは2ゲーム差であった後半戦巨人・阪神ヤクルト追い9月15日には借金完済し勝率を5割まで上げるものの、その後貯金作れず、9月24日の対巨人戦敗れリーグ優勝可能性消滅したその後阪神とのCS進出争いとなったが、勝てばCS進出となる10月7日シーズン最終戦対中日戦に敗れ2012年以来3年ぶりのBクラスと4位が確定した。なお、先発投手勝ち星はリーグトップの57勝を挙げ勝率でもトップだったが、救援勝敗1220敗でセ・リーグ救援勝率では最下位であり、12球団でも11位の成績だった。オフ前田健太沢村賞受賞した後、ポスティングシステムロサンゼルス・ドジャース移籍外国人選手ではライネル・ロサリオデュアンテ・ヒースマイク・ザガースキーDeNA移籍)、ヘスス・グスマンネイト・シアーホルツ自由契約となった中日自由契約となったエクトル・ルナ獲得2016年 1点負け20度以上あった昨年から前田メジャー移籍戦力低下不安視されたが、3・4月に1612敗と好スタート切って上位キープする交流戦3位セ・リーグ唯一の勝ち越し。「1番・田中、2番菊池3番・丸」の「タナキクマル」と呼ばれる打順定着する鈴木誠也が2試合連続サヨナラ本塁打を含む3試合連続決勝本塁打放ち交流戦3位導いた交流戦最後の6連戦から11連勝飾って6月以降首位独走し25年ぶりのリーグ優勝達成したクライマックスシリーズでは初進出3位)のDeNA対戦。4勝1敗(アドバンテージ1勝を含む)で日本シリーズ出場獲得した日本シリーズでは北海道日本ハムファイターズ対戦し広島連勝したものの、この年交流戦では勝ち越し敵地札幌ドームで3戦全敗セ・リーグ代表チームビジターで6連敗中だった流れ止められず、第6戦ではジェイ・ジャクソン4-4迎えた8回に西川遥輝中島卓也岡大海3本単打浴びるとパ・リーグ打点王獲得した中田翔押し出し四球5番投手アンソニー・バースセンタータイムリーパ・リーグ本塁打王獲得したブランドン・レアード満塁本塁打浴びるという、一方的な展開となった3番以降投手踏ん張れずに第3以降全て敗戦投手となり、2勝4敗で敗れ32年ぶりの日本一はならずマツダスタジアム胴上げ見守る結末となった黒田博樹廣瀬純倉義和現役引退した2017年 前々年2015年Bクラス(4位)のため、当年開幕はなかったが、開幕保有していた阪神返上したため、開幕戦マツダスタジアム迎えることとなった開幕戦そ落したものの、その翌日から10連勝(1分けを挟む)。交流戦ソフトバンクと並ぶ勝率1位で、ソフトバンクとの直接対戦成績が1勝2敗であったことにより、2位公式戦5月2位となるものの、6月以降首位独走9月18日甲子園球場阪神に勝ちリーグ優勝決めた。なお、二軍9月26日阪神鳴尾浜球場阪神勝利しウ・リーグ優勝決めた2年連続リーグ優勝収めたが、クライマックスシリーズではレギュラーシーズン唯一負け越していたDeNAに2勝4敗(アドバンテージ1勝を含む)で敗れ日本シリーズ進出はならなかった。 2018年 開幕カード3連勝と好スタートを切る4月24日以降一度首位を譲ることなく独走した5、6月の交流戦こそ負け越したが、リーグ戦再開後も好調維持し続けた9月5日ベテラン新井今季限りでの引退を表明した後に6連敗するなど一時調子落とした優位変わらず9月26日球団史上初のリーグ3連覇9度目の優勝達成したセ・リーグ3連覇巨人次いで史上2球団目。本拠地での優勝1991年以来27年ぶり、2009年開場マツダスタジアムでは初となったクライマックスシリーズではシーズン3位の巨人対戦。4勝0敗(アドバンテージ1勝を含む)で昨年雪辱果たし日本シリーズ出場獲得した福岡ソフトバンクとの日本シリーズでは甲斐拓也6度盗塁阻止される等セ・リーグトップの95盗塁機動力完璧に封じられたのに加えアウェー5連敗中(1991年当時西武球場2連敗2016年札幌ドームで3連敗)の敵地福岡この年も3戦全敗し、マツダスタジアム戻った第6戦で0-2敗れ日本シリーズ敗退となった2年前の日本ハム戦同様、マツダスタジアム戻っての第6戦で相手胴上げ見守る結末だった。新井貴浩天谷宗一郎現役引退した丸佳浩FA宣言し、5年25億円の大型契約用意した巨人福井優也菊池保則との交換トレード楽天移籍外国人選手では来日7年目となり、外国人選手在籍年数球団記録更新したブラッド・エルドレッド入団から3年セットアッパーとして活躍したジェイ・ジャクソン一軍での登板がわずか1試合終わった来日1年目レオネル・カンポス契約更新せずに退団したこの年平成最後ペナントレースだったため、広島は「平成最後セ・リーグ優勝球団となったが、日本シリーズ敗退のため、阪神と共に平成時代一度日本一になれなかった球団となった2019年 1月7日、丸が移籍した巨人から人的補償長野久義獲得開幕後は丸の抜けた穴や大瀬良、田中不調負け越す等しばらくは下位低迷していたが、5月には20勝で球団月間勝利記録更新復調し交流戦前に首位躍り出た。しかし、6月3日から始まった交流戦に入ると2勝1敗と勝ち越し楽天以外のチームには全て負け越し、5勝12敗1分けと再び負け込み交流戦明けにかけて引き分け挟んで11連敗首位から陥落しオールスター前に3位終える。その後は一旦持ち直し一時首位巨人に1ゲーム差まで詰めるも、奪回する事は出来ず8月にはバティスタドーピング検査陽性反応出た事が発覚し9月3日から半年間の出場資格禁止余儀無くされた。9月になると負け増えバティスタ出場停止以降試合は7勝9敗と失速し9月19日DeNA戦敗れた事で。4連覇の夢が潰え同時に猛迫してきた阪神ゲーム差縮められる。永川勝浩9月23日引退試合最後に現役引退したレギュラーシーズン阪神より先に3位終えたが、9月27日行われた最終戦ホーム中日戦1-4敗れ自力4年連続クライマックスシリーズ進出決める事が出来なかったのが祟り、6連勝した阪神抜かれ、4位に転落し2015年以来4年ぶりのBクラス確定した。これを受け、監督緒方辞任表明後任一軍投手コーチ佐々岡真司就任する事が決まったマツダスタジアム入場者数2223619人であった

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