経典の注釈とは? わかりやすく解説

経典の注釈

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/01/21 22:43 UTC 版)

世親」の記事における「経典の注釈」の解説

ウィキソース無量寿経優婆提舎願生偈原文あります。 『縁起初分分別経論』(縁起論・縁起経釈・Pratītiyasamutpāda-vyākhyā) 『金剛般若波羅蜜経論』 - 義浄訳では無著造頌・世親釈とする。 『妙法蓮華経優波提舎』(法華論)- インドにおける法華経注釈書として唯一現存する。 『十地経論』 『無量寿経優婆提舎願生偈』(浄土論往生論) - 後に曇鸞が、『浄土論註』を撰述し、本書注解する。浄土教所依経論として浄土三部経と共に高く位置付けられている。日本浄土教において、もっとも重要な論書とされる。 『文殊師利菩薩菩提経論』 『勝思惟梵天所問経論』 『宝髻四法憂波提舎』 『転法輪経憂波提舎』 『三具足経憂波提舎』 『金剛般若論』 - 漢訳では無著造とするが、チベット訳では世親造とする。 『六門陀羅尼経論』 『大乗四法経釈』 『仏随念広註』 『発菩提心経論』 - フラウヴァルナーは古師ヴァスバンドゥ著作とするが、中国撰述である可能性が高い 。 『涅槃論』 - 中国撰述である可能性が高いとされる。 『涅槃経本有今無偈論』 - 中国撰述である可能性が高いとされる。 『遺教経論』 - 中国撰述である可能性が高いとされる。 『菩提心憂波提舎』 - 『宝髻四法憂波提舎』等に書名見える。鳩摩羅什訳『発菩提心経論』とは異なる。 その他、『婆槃豆法師伝』・ターラナータ『仏教史』には、『大乗涅槃経』『般若経』『維摩経』『勝鬘経』『五印経』に対す註釈書があったとされるまた、チベット訳でのみ伝えられる『聖十万頌二五千一万八千般若波羅蜜多広註』『聖無尽所説経広註』『聖普賢行願讃広註』は、世親より後の人の作と考えられている。

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