突沸とは? わかりやすく解説

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とっ‐ぷつ【突沸】

読み方:とっぷつ

沸点以上に熱して沸騰しない液体を、さらに加熱しつづけると突然激しく沸騰する現象


沸騰

(突沸 から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/08/02 00:45 UTC 版)

沸騰(ふっとう、英語: boiling)とは、液体から気体相転移する気化が、液体の表面からだけでなく内部からも激しく起こる現象である。つまり水の場合で言えば、水の内部から水の分子が出て行くこととも言える。液体の内部からの気化を沸騰というのに対して、液体の表面で起こる気化は蒸発という。


  1. ^ 竹内 (1996) p. 117.
  2. ^ a b c d 気圧と沸騰”. 日本原子力研究開発機構. 2014年12月10日時点のオリジナルよりアーカイブ。2014年6月8日閲覧。
  3. ^ 水の性質を参照。
  4. ^ a b 食品加熱時の突沸に注意(発表情報)_国民生活センター”. 国民生活センター. 2016年10月11日閲覧。
  5. ^ a b c 調理中の突然沸騰(突沸)による事故の防止について(注意喚起) (PDF)”. 製品評価技術基盤機構. 2015年2月19日閲覧。
  6. ^  張行成 (中国語). 諫太宗書 [全唐文]. - ウィキソース. 


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突沸

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/08/02 00:45 UTC 版)

沸騰」の記事における「突沸」の解説

沸点達しているにもかかわらず相転移生じず沸騰しないことがあり、この状態を過加熱という。この過加熱の状態の液体振動などの刺激与えると突発的な沸騰起こすことがあり、これを突沸(とっぷつ)という。この突沸を防ぐため科学実験では沸騰石呼ばれる多孔質の石が用いられるまた、電子レンジガスコンロIHクッキングヒーター等を用いた調理過程でも突沸が起きることがあり、ただの限らず豆乳コーヒーみそ汁カレーなどを温めて容器触れたりかき混ぜたり、調味料等を加えたわずかな刺激などで高温液体激しく弾けるように飛び散り火傷を負う事がある。そのため事故防止観点から、急な加熱避けるなどの注意喚起が行われている。

※この「突沸」の解説は、「沸騰」の解説の一部です。
「突沸」を含む「沸騰」の記事については、「沸騰」の概要を参照ください。

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