禍ツ神(まがつがみ)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/01/05 01:28 UTC 版)
「はっぴぃセブン」の記事における「禍ツ神(まがつがみ)」の解説
古代日本から伝わる、災禍をつかさどる邪悪な神々。「怪芽霊(ケガレ)」という幼生体が進化したもので本作では様々な怪霊生物として姿を表す。中でも高度な知能・攻撃力を有する禍ツ神は「禍ツ真神」と呼ばれる。 黒闇天(こくあんてん) 声 - 井上喜久子 生年月日不明、身長157cm、スリーサイズB89,W56,H87 インド神話ではアラクシュミー(ラクシュミー=吉祥天の妹)と呼ばれる、強大な力を持つ災禍の女神。平安時代に封印されるも後に覚醒、その後長きにわたり戦乱や災害の霊的要因となった。現代になって悪の秘密結社「御多福同盟」の総帥として暗躍するも、菊之介によって封印される(SHKはその力を封印するために建造された)。その後精神体として菊之介の精神の奥底に潜んでいたが、九鬼友也の策略によって新たな肉体を手に入れ実体化、そして現在では力を取り戻すために、天宮寺学園地下に眠る力を得ようと画策している。FINALシーズンでは立場上友也に逆らえず実質メイドの様な扱いを受けていた。 闇野美子(やみの みこ) FINALシーズンにおいて登場した黒闇天の新たな形態。学園編で亜麻乃と面識があるため正体がばれないように二十代くらいの姿に変身したもの。闇野美子と言う名前はとっさに自分の事を「闇の巫女」と言った事を亜麻乃が勘違いしたもの。しかし、別れた後、亜麻乃は正体に気づいていた。 九鬼友也(くき ともや) 声 - 佐久間紅美 「新-」終盤に登場した黒闇天に並ぶはっぴぃセブンの宿敵。弟の九鬼和也をはっぴぃセブンに殺されたと信じ、彼女たちを殺そうとする。クローンの生成に長けており、禍ツ神などの培養を得意としていた。自身もその精神をクローンの体に移し変えている。FINALシーズンではだんだんその本性を現し黒闇天すら自分の手駒と考えるほど性格がゆがんでしまっており最終巻で事の真相を聞かされた後はそれが更に顕著になっていた。 九鬼和也(くき かずや) 表向きは某有名代議士の私設秘書であるがその正体は江ノ島に眠る五頭龍を復活させ、大量の人間を殺し、黒暗天復活に必要なエネルギーを集める任務を遂行した「御多福同盟」の幹部候補生。彼は人間の体に禍ツ神を融合させた「マガイビト」と呼ばれるものであり、禍ツ神に対するバリアなどを通ることが出来る。計画ははっぴぃセブンにより阻止され、御多福同盟の本拠地に帰ったところを総帥(大田福子)に殺された。その後、最終巻で再登場し兄の友也に事の真相を明らかにする。漫画版では原作で別の禍ツ神が変装していた弁護士「真賀津俊一郎」の代わりとして早々に登場(それにともない職業も秘書から弁護士に変更)。江ノ島編のエピソードがカットされているため序盤から終始はっぴぃセブンたちを付けねらうも最後は黒闇天復活の生贄として殺される(ただし手を下したのは総帥ではなくその部下)。 大田福子(おおた ふくこ) おたふくのような顔が特徴的な女性。表向きは菊之介達の担任だが、その正体は秘密結社「御多福同盟」の総帥。黒闇天復活のために禍ツ神のクローン体「マガイガミ」などを使い暗躍する。最後はくあんの力を元にして作った神霊力増幅装置を取り込んだ巨大マガイビトになる。
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