磁束とは? わかりやすく解説

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じ‐そく【磁束】

読み方:じそく

磁界の中のある垂直断面を通る磁力線の量。単位ウェーバ


磁束

【英】:Magnetic Flux

磁力線総量で、磁気回路電気回路電流相当する量のこと。磁束密度面積分だけ積分することにより得られる記号はΦで表す。単位SI単位系ウェーバ[Wb]、CGS単位系ではマクスウェル[Mx]。1[Wb]=108[Mx]。

磁束

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/06/19 19:00 UTC 版)

磁束(じそく、英語:magnetic flux、磁気誘導束とも言う)とは、ある面についてそれを通過する磁気の総量である。磁場の強さの捉え方/表し方のひとつである。電荷に対する電束と同様に、磁荷との対応が明確であり、1(Wb)の磁荷からは同じく1(Wb)の磁束が周囲へ常に伸びている。




「磁束」の続きの解説一覧

磁束

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/12/09 23:22 UTC 版)

磁気回路」の記事における「磁束」の解説

適用した起磁力は系の磁性部品通して磁束を「駆動」する。磁性部品を通る磁束は、その部品断面積通過する磁力線の数に比例する。これは「正味の」数、つまり、1方向通過する方向からもう1つ方向通過する数を引いたのである磁場ベクトル B の方向は定義より磁石内側S極からN極への方向であり、磁力線外側はNからSへ延びている。 磁場方向垂直な面積要素を通る流速は、磁場面積要素の積で与えられる。もっと一般的には、磁束Φは磁場面積要素ベクトルのスカラー積により定義される定量的には、表面Sを通る磁束は表面面積にわたる磁場積分として定義される。 Φ m = ∫ ∫ S B ⋅ d ⁡ S {\displaystyle \Phi _{m}=\int \!\!\!\!\int _{S}\mathbf {B} \cdot \operatorname {d} \mathbf {S} } 磁性部品場合、磁束Φの計算使われる面積Sは通常部品断面積になるように選択されるSIの磁束単位ウェーバ組立単位:ボルト秒)であり、磁場単位ウェーバー毎平方メートルもしくはテスラである。

※この「磁束」の解説は、「磁気回路」の解説の一部です。
「磁束」を含む「磁気回路」の記事については、「磁気回路」の概要を参照ください。

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磁束

出典:『Wiktionary』 (2021/07/22 23:23 UTC 版)

この単語漢字

第六学年
そく
第四学年
音読み 音読み

発音

じ↗そく

名詞

(じそく)

  1. (電磁気学) 磁場強さ方向示す集まり

関連語

翻訳


「磁束」の例文・使い方・用例・文例

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