瓜割の滝(うりわりのたき)
|
瓜割の滝
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/06/24 17:54 UTC 版)
瓜割の滝(うりわりのたき)は、福井県三方上中郡若狭町の若狭瓜破名水公園にある湧水から生ずる滝で、1985年(昭和60年)名水百選[1]に選ばれるとともに、輝きと優しさに出会えるまち若狭町として水の郷百選を代表する名水である[2]。
- ^ a b c d e f 名水百選(瓜割の滝) - 名水百選 - 環境省
- ^ 輝きと優しさに出会えるまち若狭町 - 水の郷百選
- ^ a b c “瓜割名水公園の淡水産紅藻ベニマダラ - 福井県みどりのデータバンク すぐれた自然データベース”. www.erc.pref.fukui.jp. 福井県. 2023年5月17日閲覧。
- ^ “環境省_名水百選_名水百選選抜総選挙_おいしさが素晴らしい名水部門 第2位 わかさ瓜割の水”. www.env.go.jp. 2023年5月17日閲覧。
- ^ “海と都をつなぐ若狭の往来文化遺産群”. 文化庁. 2020年9月19日閲覧。
- ^ “若狭瓜割名水公園 | 公園 | 福井のグルメ・おでかけ・イベント情報 | 月刊fu”. 福井新聞ONLINE. 2023年5月17日閲覧。
瓜割の滝
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/03 21:00 UTC 版)
「天徳寺 (福井県若狭町)」の記事における「瓜割の滝」の解説
上記の水とは、境内の杉や檜の群立する通称水の森と呼ばれる一角に湧く冷水のことで、昭和60年、当時の環境庁が全国名水百選に選定した「瓜割の滝」である。この冷たい湧き水を瓜割清水と呼び、それが滝のように落ちるから総体に瓜割の滝と呼んでいる。江戸・元禄期に小浜藩から出た『拾椎雑話』という地誌書に「天徳寺門前に岩窟より湧出する清泉あり。此所を水の森といふ。夏の日には其の冷なること氷のごとく、水中の小石を十拾い取るものなし。瓜ひやし置かはおのつから破るに俗に瓜割水と呼」とあり、古来、この水がいかに冷たい水として周辺地域に知られていたかが窺える。 和歌森太郎編『若狭の民俗』によれば「この湧き水を中心に寺が出来、ムラが出来た」という。それによれば、「天徳寺の所在地が、村氏神の岩上神社発祥の地、水の森に近く、集落を足下に控える渓口に位置し、かつその寺名を集落の名称としているところから、この寺が集落成立の草分け的役割を担った」という。
※この「瓜割の滝」の解説は、「天徳寺 (福井県若狭町)」の解説の一部です。
「瓜割の滝」を含む「天徳寺 (福井県若狭町)」の記事については、「天徳寺 (福井県若狭町)」の概要を参照ください。
固有名詞の分類
- 瓜割の滝のページへのリンク