ゆ‐がま【湯釜】
ゆがま【湯釜】
草津白根山
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草津白根山(くさつ しらねさん)は、日本の北関東、群馬県吾妻郡草津町に所在する活火山である。標高は2,160メートル。正式名称は白根山であるが、他の白根山と区別する必要のある場合の名称として地域名「草津」を冠した草津白根山の名で呼ばれる。また、近隣の逢ノ峰と本白根山を含めた三山の総称とすることもあり、この場合は標高2,171メートルの本白根山が最高峰となる。一つの火山の山体として捉える際は後者の考え方をとる(特に2018年の本白根山での噴火以降は、後者の意味で扱われることが増えている)。
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- 1 草津白根山とは
- 2 草津白根山の概要
- 3 特徴
- 4 調査研究
- 5 アクセス
湯釜
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湯釜(ゆがま)は、直径約300メートル、水深約30メートル、水温約18℃の火口湖である。pHが1.0前後であり、世界でも有数の酸性度が高い湖と言われている。これは火山ガスに含まれる塩化水素や二酸化硫黄が水に溶け込み、塩酸や硫酸となったためと考えられている。湖水は白濁した青緑色を呈する。湖水に溶け込んでいる鉄イオンや硫黄などが特定の波長の光を吸収するため、このように見えると考えられている。 湖底や沿岸には硫黄が沈殿しており、戦前から1960年頃まで鉱山会社によって採取されていた。同時に噴気孔から噴出する硫黄分を含む蒸気からの硫黄採取も行われており、湖岸には硫黄運搬用のトロッコやリフトが敷設され、事務所や作業所が立ち並んでいた。噴火にともなう高温の蒸気や火山性ガスによって鉱山労働者に死傷者が出ることもしばしばあったという。 火口縁には湯釜を望む展望台が設置されている。 なお、後述の噴火警戒レベルの引き上げに伴い、2014年6月3日から2017年6月15日までは湯釜の周辺への立ち入りができなくなっていた。
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