湯釜とは? わかりやすく解説

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ゆ‐がま【湯釜】

読み方:ゆがま

湯を沸かす釜。

蒸気機関車のかま。ボイラー

[補説] 地名別項。→湯釜


ゆがま【湯釜】

読み方:ゆがま

草津白根山頂にある火口湖直径300メートル湖水強酸性付近に水釜(みずがま)・涸釜(かれがま)の二つ火口湖があり、いずれも有史以降水蒸気噴火繰り返している。ゆかま。


湯釜

読み方:ユガマ(yugama)

所在 群馬県吾妻郡草津町


草津白根山

(湯釜 から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/06/14 08:39 UTC 版)

草津白根山(くさつ しらねさん)は、日本北関東群馬県吾妻郡草津町に所在する活火山である。標高は2,160メートル。正式名称は白根山であるが、他の白根山と区別する必要のある場合の名称として地域名「草津」を冠した草津白根山の名で呼ばれる。また、近隣の逢ノ峰と本白根山を含めた三山の総称とすることもあり、この場合は標高2,171メートルの本白根山最高峰となる。一つの火山の山体として捉える際は後者の考え方をとる(特に2018年の本白根山での噴火以降は、後者の意味で扱われることが増えている)。


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「草津白根山」の続きの解説一覧

湯釜

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/03/09 19:28 UTC 版)

草津白根山」の記事における「湯釜」の解説

湯釜(ゆがま)は、直径300メートル水深30メートル水温18火口湖である。pH1.0前後であり、世界で有数酸性度が高い湖と言われている。これは火山ガス含まれる塩化水素二酸化硫黄溶け込み塩酸硫酸となったためと考えられている。湖水白濁した青緑色呈する湖水溶け込んでいる鉄イオン硫黄などが特定の波長の光を吸収するため、このように見えると考えられている。 湖底沿岸には硫黄沈殿しており、戦前から1960年頃まで鉱山会社によって採取されていた。同時に噴気孔から噴出する硫黄分を含む蒸気からの硫黄採取行われており、湖岸には硫黄運搬用のトロッコリフト敷設され事務所作業所立ち並んでいた。噴火にともなう高温蒸気火山性ガスによって鉱山労働者死傷者が出ることもしばしばあったという。 火口縁には湯釜を望む展望台設置されている。 なお、後述噴火警戒レベル引き上げに伴い2014年6月3日から2017年6月15日までは湯釜の周辺への立ち入りができなくなっていた。

※この「湯釜」の解説は、「草津白根山」の解説の一部です。
「湯釜」を含む「草津白根山」の記事については、「草津白根山」の概要を参照ください。

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