沈魚落雁閉月羞花とは? わかりやすく解説

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ちんぎょらくがん‐へいげつしゅうか〔‐ヘイゲツシウクワ〕【沈魚落×雁閉月羞花】

読み方:ちんぎょらくがんへいげつしゅうか

連語《「閉月羞花」は、月が雲間隠れ、花が恥じてしぼむ意》「沈魚落雁」に同じ。


沈魚落雁閉月羞花

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/11/25 13:50 UTC 版)

中国四大美人」の記事における「沈魚落雁閉月羞花」の解説

沈魚落雁」・「閉月羞花」はどちらも絶世美人を表す四字熟語である(「沈魚落雁閉月羞花」も同じ)。「四美人」という画題として扱う場合は「沈魚美人」「落雁美人」「閉月美人」「羞花美人」の四人連作した物を言うまた、俗説では絶世の美女である彼女達にも一点ずつ欠点があったとも言われる沈魚美人:西施 美の化身であり、美人代名詞。「情人眼里出西施」(恋人の目には相手西施見える。あばたもえくぼ)という諺は、今でもよく使われる西施川辺洗濯をしていたところ、あまりの美しさ引き寄せられてしまったが泳ぐことすら忘れ川底沈んでしまったと伝えられる俗説では、大根足欠点であったという。 落雁美人・王昭君 漢の元帝在位:BC48 - BC33)の時、匈奴懐柔するため後宮女官一人匈奴の王に妻として差し出すことにした。どうせくれてやるなら不美人選ぼう、と宮女似顔絵帳の中から王昭君選び出す別れ臨み王昭君面会した皇帝は彼女の美しさ驚き悔やんだ王昭君画家(毛延壽)にわいろを贈らなかったため不美人描写されていたのだ。画家死刑になった。秋の良く晴れた日、王昭君匈奴へと旅立つ。いよいよ辺塞の地に入るというところで、彼女は琴をかき鳴らし離別を悲しむ曲を奏でた折しも南へ行く雁が翼を動かすことも忘れ地上落下したという。俗説では、撫で肩欠点であったという。 閉月美人・貂蝉 『三国志演義』有名だが、中国四大美人の中でただ一人架空の人物である。 後漢献帝在位189 - 220)の大臣王允137 - 192)の歌姫。元は孤児であった王允引き取り実の娘のように諸芸を学ばせて育てた貂蝉花園で月を眺めていると突如風が吹いてきて、中秋の名月覆い隠した。それを見た王允はわが娘がいかに美しいかを吹聴した曰く「娘は月と美を競い、月はかなわぬと見るや雲間身を隠した」と。俗説では、耳の小さいことが欠点であったという。 羞花美人・楊貴妃 貴妃選ばれたはよいが、宮中閉じ込められ故郷帰ることもままならぬわが身を嘆いて花に話しかける。彼女が花に触れるとたちまち花はしぼみ、閉じた。その花はたまたオジギソウだったのだが。その様子を目にした宮女周囲言いふらした:「楊玉環楊貴妃本名)は花と美しさ比べ、花の方がはじらい頭を下げてしぼんでしまった」。「花も恥じらう乙女」という日本語語源でもある。俗説では、腋臭欠点であったという。

※この「沈魚落雁閉月羞花」の解説は、「中国四大美人」の解説の一部です。
「沈魚落雁閉月羞花」を含む「中国四大美人」の記事については、「中国四大美人」の概要を参照ください。

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