朧童幽霊(ロードスペクター)
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「疾風伝説 特攻の拓」の記事における「朧童幽霊(ロードスペクター)」の解説
横浜の暴走族。通称「悪の華の朧童幽霊」。現在、初代。聖蘭高校2年E組が主要メンバー。六代目「爆音小僧」解散と同時に、龍也が興す。少数規模の族だが、他の族と揉めることが多く、大人数の夜叉神や聖龍連、三鬼龍の三人、獏羅天、極悪蝶、蠅王等とも抗争の火種を起こしているが、タイミングの悪さと龍也の性格があいまって、下記の敵対族以外はあまり大規模な抗争に発展しなかった。なお、物語最終盤では、族以外の新勢力"パンクス"と抗争を起こそうとしていたが、連載ではその模様が描かれることはなかった。背中の看板は「狂乱麗舞」。主な敵対族は「爆音小僧」「魍魎」。主な集合場所は、某ガソリンスタンド。 榊 龍也(さかき りゅうや) 「朧童幽霊」の初代総長。乱校の2年E組。元六代目「爆音小僧」の特攻隊長。マー坊、須王、武丸とは犬猿の仲。特に、マー坊には、誠の死後、夏生を含む先代の「爆音小僧」が引退したのに対し龍也が別の族を作ったことから、強い敵対心を抱かれている。喧嘩の実力は折り紙つきで、アキオ曰く、"喧嘩のテクは一等"。単車も族の頭に相応しい相当な技術を持っているが、須王には"技術(テク)なし野郎"と酷評された。"スピードの向こう側"の存在を否定し、単車の速さは馬力、暴走りに邪魔なものはなぎ倒す、が信条。頬の傷は須王につけられたもの。鳥浜のゼロヨンレースでエンジンが焼きついたり、湘南弾丸ストレートレースでは単車が燃えてしまうなど何かと単車のトラブルが多い。拓には自らの単車を操られたり、暴走時に蹴り一発で止められた事があり、密かに一目置いている。"上等文句"は「死ぬまで狂乱麗舞」。 愛車はフレアーラインに豹柄の三段シート、デビル管のマフラーを備えたGPZ900R。六代目爆音時代は、GPZ400Fに搭乗。 都筑 慧(つづき けい) 「朧童幽霊」のNo.2。乱校の2年E組。音楽関係にも造詣が深く、中学時代は後輩のタカノリや桜宮とライブハウスで何度も揉めていた。乱校1年時にはデブ崎と共に、どこの族にも属していなかったが、龍也が「朧童幽霊」を興した際に加入した様子。物語初期にはカズとの喧嘩で鼻血を出したり、鰐淵のジェイソンに青ざめるなど、やや情けない描写があったが、追悼集会後に初めて名前を呼ばれた頃から、夜叉神の1年に警戒される等、急に存在感を放つ。その後も活躍の機会が少ないこともあいまって倒されるシーンがないぶん、同じNo.2の久保島達に比べると、威厳を保つことに成功している。本編中ではフルネームが不明であり、外伝にて明らかになった。 藤崎 貢(ふじさき みつぐ) 「朧童幽霊」怪力No.1。乱校の2年E組。通称「デブ崎」。アンパンのせいで前歯がほとんどなく、どもり癖がある。カルシウム不足を自認している。拓と遭遇することが多く、拓にとって一種の「不運の象徴」とも呼べる位置づけにいる。愛用武器は模造刀。愛車はGPZ400F。
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