映画評論家一覧
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映画評論家の五十音順の一覧。
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映画評論家
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本人によれば、1975年から映画雑誌から原稿依頼が来るようになる。「キネマ旬報」にも「映画評論家」の肩書きで寄稿するようになった。1987年からは月刊の個人ミニコミ『B級映画映画評論家通信』を発行し公開された日本映画全てを批評して、3冊の著書にまとめるなど映画に関する著書もある。そのため、マスメディアには映画評論家としてコメントを寄せることも多く、文部科学省在職時代から日本映画映像文化振興センター副理事長に就任している。 観る映画は日本映画だけと公言していたが、1995年にあきた十文字映画祭で寺脇にとって約30年ぶりの外国映画となる韓国映画を4本鑑賞し、急に韓国映画を観るようになり、2003年から2007年まで4年間で250本の韓国映画を鑑賞。『キネマ旬報』誌では「映画が〈日韓〉をつなぐ」を連載した。洋画についてもほとんど観ていなかったが、2008年になって本格的に観るようになったという。 映画を通じた日韓の文化交流にも当たっている。2004年に文化庁が主催して韓国で開催されたイベント「日本映画:愛と青春」(1965年から1998年に発表された日本映画46本を上映したもの)は、文化庁に在職していた寺脇が中心となって進めた企画だといわれているが、黒澤、小津ら、巨匠と呼ばれる監督の作品をあえて排し、日活ロマンポルノに属する作品を入れるというラインナップが物議を醸した。 インタビューでは「今の私にとっては日本の社会に準じるくらい自分の生活と結びついている社会だと思う」との理由から、外国映画は韓国のものしか観ないと答えている。洋画を観ない理由として「アメリカだとかイギリスの社会は私とはあまり結びついているものではないから、それほど観たいとは思わない」と述べている。 日活ロマンポルノ評と取材を通じて、映画監督の根岸吉太郎と脚本家の荒井晴彦と懇意になり、荒井が発行人を務める『映画芸術』誌の運営に2009年から協力。寺脇が在籍する東北芸術工科大学に映像学科が新設される際には、教授と学科長として根岸を招聘した。 ロマンポルノ映画以外にも、国内で公開された「ピンク映画」の全作品を長期間フォローし、評論したことでも知られる。 プロデューサーとしても「戦争と一人の女」や「バット・オンリー・ラヴ」等の作品を製作している。
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