旧マッケンジー住宅
名称: | 旧マッケンジー住宅 |
ふりがな: | きゅうまっけんじーじゅうたく |
登録番号: | 22 - 0007 |
員数(数): | 1 |
員数(単位): | 棟 |
構造: | 木造地上2階地下1階建塔屋付,瓦葺,建築面積283㎡ |
時代区分: | 昭和前 |
年代: | 昭和15 |
代表都道府県: | 静岡県 |
所在地: | 静岡県静岡市駿河区高松2852 |
登録基準: | 造形の規範となっているもの |
備考(調査): | 日本近代建築総覧 |
施工者: | |
解説文: | 日本茶の輸出に貢献し,各種社会事業にも尽くしたマッケンジー夫妻の旧宅。伊豆半島を望む駿河湾岸の広大な敷地に建つ。W.M.ヴォーリスの設計で,木造2階建,望楼付のスパニッシュスタイルになる。赤瓦屋根とモルタル塗りの白壁の対比がひときわ目立つ。 |
旧マッケンジー住宅
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/07/01 04:02 UTC 版)
「エミリー・マーガレッタ・マッケンジー」の記事における「旧マッケンジー住宅」の解説
静岡市駿河区高松にある。1940年に建設。設計はウィリアム・メレル・ヴォーリズ。木造2階建て。 赤い西洋瓦葺きの屋根で白壁のスパニッシュスタイル。海岸の近くに建設するため、土台はコンクリート打ちとし、風通しを良くした。2階の客室の窓から駿河湾と富士山が眺望できる。屋上には天体観測を趣味とする夫のために展望室が備えられている。マッケンジー夫妻はこの邸宅に「HOMAM(ホマム)」(アラビア語で「 ペガスス座ζ星」・勇者の幸福な星の意)の愛称をつけた。 夫の死去後も、夫人は静岡市の自宅に留まった。高齢のため1972年にアメリカ合衆国へ帰国した際に、敷地の半分を静岡市に寄贈。残りの土地と建物は静岡市が買い取った。1987年に内部を改修。敷地の一部に静岡市乳児院が建設された。 1997年12月12日に国の登録有形文化財に登録された。2010年度に第3回 静岡市景観大賞 洋館物語賞を受賞した。 現在は無料で内部の見学ができる。 所轄は静岡市教育委員会、管理は静岡市観光交流文化局歴史文化課、運営は公益財団法人静岡市文化振興財団である。
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