日本の主なウイスキー製造会社
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/17 00:51 UTC 版)
「ウイスキー」の記事における「日本の主なウイスキー製造会社」の解説
主なメーカーとしては サントリースピリッツ ニッカウヰスキー キリンディスティラリー(メルシャンから継承した商品を含む) 本坊酒造 宝酒造 合同酒精(オエノンホールディングス) 江井ヶ嶋酒造 などがある。 ウイスキーの日本国内市場での販売量は、2004年の1年間で、8万7500キロリットル余りと推計されており(課税および通関統計)、うちサントリー(現:サントリースピリッツ)が約67%、ニッカウヰスキー(アサヒビール子会社)が約21%と推計されている(日本経済新聞社推計)。 地方の小規模な酒造会社(多くは日本酒の蔵元を兼ねる)も少量ながらウイスキーを生産している。これらは「地ウイスキー」と呼ばれる。2010年代以降はハイボールブームやジャパニーズ・ウイスキーの評価の高まりで需要が増えたこともあり、経営的な判断で新規参入する例もある。メーカーとしては以下のような例がある。 札幌酒精(北海道) 堅展実業(北海道) 金龍(山形県、2018年から蒸留開始) 笹の川酒造(福島県) 八海醸造(新潟県、準備中) 木内酒造(茨城県、準備中) 東亜酒造(埼玉県) ベンチャーウイスキー(埼玉県) サン・フーズ(山梨県) 南アルプスワインアンドビバレッジ(山梨県) 千寿酒造(静岡県) ガイアフロー(静岡県、準備中) 相生ユニビオ(愛知県) 若鶴酒造(富山県) 玉泉堂酒造(岐阜県) 宮崎本店(三重県) 長濱浪漫ビール(滋賀県) 宮下酒造(岡山県) 菊水酒造(広島県、準備中) サクラオブルワリーアンドディスティラリー(広島県) 松井酒造(鳥取県) 小正醸造(鹿児島県、準備中) ヘリオス酒造(沖縄県) 以下の酒造会社はウイスキー生産を終了している。 岩手川(岩手県、ローヤルウイスキー、2006年廃業) 美峰酒類(群馬県、ゴールドカップ、2007年ウイスキー生産休止) 協和発酵工業(茨城県、ダイヤモンドウイスキー、2002年酒類事業撤退) 中央酒類(千葉県、セントラルウイスキー、1952年宝酒造へ吸収合併) 菊美酒造(東京都、白鳩ウイスキー、1956年合同酒精へ吸収合併) 大和酒造(神奈川県、イリスウイスキー、1961年昭和酒造〈のちのメルシャン〉へ吸収合併) 東京醸造(神奈川県、トミーウイスキーおよびマルトンウイスキー、1955年廃業) 金升酒造(新潟県、キンショー、2010年ウイスキー免許返上) モンデ酒造(山梨県、ローヤルクリスタル、ウイスキー生産撤退時期不詳) 富士醗酵工業(山梨県、リリアンウイスキーなど、2001年廃業) 東洋醸造(静岡県、45ウイスキーなど、1996年ウイスキー生産撤退) 東海醗酵工業(愛知県、ラッキーサン、2006年廃業) シルバーウイスキー(奈良県、1964年頃に廃業) 西宮酒精(兵庫県、1964年合同酒精へ吸収合併) 第一酒造(兵庫県、アベックウイスキー、ウイスキー生産撤退時期不詳) 辻本店(岡山県、ウイスキー生産撤退時期不詳) 日新酒類(徳島県、ヤングセブンウイスキー、ウイスキー生産撤退時期不詳) クラウン商事(沖縄県、ウイスキー生産撤退時期不詳) バートン(沖縄県、廃業)
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