日本での活動:認定NPO法人ルーム・トゥ・リード・ジャパン (Room to Read Japan)
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「ルーム・トゥ・リード」の記事における「日本での活動:認定NPO法人ルーム・トゥ・リード・ジャパン (Room to Read Japan)」の解説
2007年4月にジョン・ウッドの本Leaving Microsoft to Change the World(邦題「マイクロソフトでは出会えなかった天職 僕はこうして社会起業家になった」、矢羽野薫訳)に共感したメンバーによって立ち上げられた。 2010年1月に活動の拡大に伴い、職員を採用し、日本事務所ルーム・トゥ・リード・ジャパンを開設(事務局長:松丸佳穂、日本在住の職員は一名)。同年8月、内閣府より特定非営利活動法人ルーム・トゥ・リード・ジャパンが正式に認可された。2017年2月10日、所轄庁である千葉県より認定NPO法人として認定された。認定NPO法人とは、運営組織・事業活動が適正で公益の増進に寄与する団体として、一定の基準を満たしていると所轄庁の認定をうけたNPO法人をいいます。全NPO法人の中でも、認定NPO法人として認可されている団体は、わずか2%以下。これにより、ルーム・トゥ・リード・ジャパンにご寄付をいただく個人・法人は、税制優遇を受けられるように。 ルーム・トゥ・リード・ジャパンでは、職員は一名ながら、プロボノ企業や個人のサポーターとともに、ファンドレイズ(資金調達)活動と広報・啓発活動を行っている。サポーターの数は1000名以上の日本でも最大級のボランティア組織となっている。 イベント等では必要経費を最小限に抑え、集められた資金のほぼ100%が活動国での教育プログラムに使われるように努めている。 VALUE BOOKSの「本で寄付する"チャリボン"」を利用して寄付することができます。 Tポイントを通じて、寄付ができます。「1ポイント=1円」に換算され、100ポイントで本1冊が届けられ、5000ポイントで1名が1年間の読み書きを受けることができます。 HEARTiNを通じて、1クリック1円に換算され、100クリックで本1冊が届けられ、5000クリックで1名が1年間の読み書きを受けることができます。【スポンサー】になることで寄付をすることもできます。 会社の福利厚生で、「ベネフィットステーション・ベネフィットカフェ」をご利用の方がいらっしゃいましたら、ぜひご支援ください。期限切れ間近のベネフィットポイント(ベネポ)を利用して、ルーム・トゥ・リードに寄付をすることができます。 BEERS FOR BOOKS - ビール一杯が本一冊に - 2011年9月、個人寄付者向けの1,000円から参加できるマッチング方式の寄付プログラム「ライブラリークラブ」がスタート。十分に教育を受けられない環境にいるアジアの子どもたちに、図書室を贈ることを目的としている。これまでに136の個人、企業、団体の方々から合計350万4000円の寄付を集め、図書室8室と学校をアジアの子どもたち贈っている。 2013年4月、ジョン・ウッドの2冊目の本 Creating Room to Read: A Story of Hope in the Battle for Global Literacy(邦題「僕の「天職」は7000人のキャラバンになった-マイクロソフトを飛び出した社会起業家の成長物語-」、矢羽野薫訳)が発売。前著『マイクロソフトでは出会えなかった天職』の“その後”を伝える内容。スターバックスの出店スピードをもしのぐ勢いで途上国に図書館を建てる “超成長組織” のリーダーとしての、ジョンの苦悩と試行錯誤や途上国で力強く教育への情熱を燃やす子どもたちやスタッフたちの現状をいきいきと伝えている。書籍紹介 年に1度、ルーム・トゥ・リード・ジャパンが開催する完全招待制のファンドレイズ(資金調達)ガラでは、ひと晩で1~2億円を調達を行っている。
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