担子菌とは? わかりやすく解説

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担子菌

同義/類義語:担子菌類
英訳・(英)同義/類義語:basidiomycete, Basidiomycetes

キクラゲサルノコシカケなどが属す菌類一群

担子菌門

(担子菌 から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/03/02 09:33 UTC 版)

担子菌門(たんしきんもん)とは、菌界に属するもので、いわゆるキノコとして知られている生物を含むグループである。菌界内では子嚢菌についで多く30%程度を占める。その体が多数の菌糸と呼ばれる管状の細胞から構成されており、多くのものが肉眼的な子実体を作る。


  1. ^ 国立科博(2008)p.107-110


「担子菌門」の続きの解説一覧

担子菌

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/06/26 08:34 UTC 版)

線虫捕食菌」の記事における「担子菌」の解説

木材腐朽菌として生活している担子菌類にも、多数線虫捕食菌見出されている。木材組織の構成成分としては、炭水化物豊富に存在するが、タンパク質アミノ酸代表される窒素化合物含有率著しく低い。線虫捕食を行う木材腐朽菌は、炭素木材組織一成としての炭水化物から得る一方、とかく不足しがちな窒素線虫から得ていると考えられている。食用きのことしてよく知られているヒラタケは、このような群に属す代表的な種のひとつで、捕獲器を使わない麻痺毒による)方式粘着式の捕獲器を形成する方式とを併用して腐朽木材上に生息する線虫捕食している。他に、ヒメムキタケ属(Hohenbuehelia)などにも、線虫捕食する種が知られているが、塩基配列分子系統学解析によればヒラタケ属とヒメムキタケ属とは単系統一群をなすとされ、さらに無性世代も共通の形質有する。ヒメムキタケ属は、従来キシメジ科置かれていたが、これらの共通点基づいて、現在ではヒラタケ科一員として取り扱われている。 地上生活する腐生性の担子菌類にも、線虫捕食する種がいくつか存在するサケツバタケ(Stropharia rugosoannulata)やササクレヒトヨタケ(Coprinus comatus)は、腐植質富んだ地上にしばしば子実体形成するが、とげ状の突起備えた特殊な球状細胞形成し接近した線虫にとげ状突起触れるとその外皮クチクラ)を貫通し体を麻痺させた後に内容物分解吸収する

※この「担子菌」の解説は、「線虫捕食菌」の解説の一部です。
「担子菌」を含む「線虫捕食菌」の記事については、「線虫捕食菌」の概要を参照ください。

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