抒情悲劇とは? わかりやすく解説

叙情悲劇

(抒情悲劇 から転送)

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叙情悲劇(じょじょうひげき、抒情悲劇フランス語: tragédie lyrique トラジェディ・リリック)または音楽悲劇(おんがくひげき、: tragédie en musique)は、ジャン=バティスト・リュリフランスオペラに導入し、18世紀後半までその追随者によって作られた、オペラの1ジャンル。




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抒情悲劇

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ジャン=バティスト・リュリ」の記事における「抒情悲劇」の解説

リュリは、イタリア様式オペラフランス語には不似合いなことを悟ってフランス語オペラ(抒情悲劇 tragédie lyrique または、音楽悲劇tragédie en musique)を創り出したイタリア方式レチタティーヴォアリア分離止めてその2つを融合させ、フランス観客趣味によりなじみ易いように物語の展開速めたのである気心の知れた詩人フィリップ・キノー台本作家得てリュリ数々歌劇作品作曲し熱狂的な歓迎を受け続けた。 カドミュスとエルミオーヌ Cadmus & Hermione (1673年):台本フィリップ・キノーオウィディウス『変身物語』よる。 アルセスト、またはアルシードの勝利 Alceste ou le Triomphe d'Alcide (1674年):台本キノーエウリピデスの『アルケスティス』による。 テセウス Thésée (1675年):台本キノー『変身物語』よる。 アティス Atys (1676年):台本キノーオウィディウス『祭暦』よる。 イシス Isis (1677年):台本キノー『変身物語』よる。弟子当時秘書であったジャン=フランソワ・ラルウェット音楽大部分自分作品だと発言し、それが元で秘書失職した。 プシシェ Psyché (1678年):台本トマ・コルネイユとベルナール・フォントネルアプレイウスの『黄金のロバ』による。1671年同名トラジェディバレあり。 Choeur des divinités de la terre et des eaux, from Psyché (1678) - Midi file[ヘルプ/ファイル] ベレロフォン Bellérophon (1679年):台本コルネイユフォントネルヘシオドスの『神統記』による。 プロセルピーヌ Proserpine (1680年):台本キノー『変身物語』よる。 ペルセウス Persée (1682年):台本キノー『変身物語』よる。 ファエトン Phaëton (1683年):台本キノー『変身物語』よる。 アマディス Amadis (1684年):台本キノー。ガルシ・ロドリゲス・デ・モンタルポ作・ニコラ・エルベレ・デ・エッサール翻案の『ガリアのアマディス』による。 ロラン Roland (1685年):台本キノールドヴィーコ・アリオストの『狂えるオルランド』による。 アルミード Armide (1686年):台本キノータッソ解放されたエルサレムよる。 アシールとポリュクセーヌ Achille et Polyxèn" (未完):台本キノーホメロスイリアスよる。パスカル・コラッスの補筆により1687年初演

※この「抒情悲劇」の解説は、「ジャン=バティスト・リュリ」の解説の一部です。
「抒情悲劇」を含む「ジャン=バティスト・リュリ」の記事については、「ジャン=バティスト・リュリ」の概要を参照ください。

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