戸田 邦雄とは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 固有名詞の種類 > 人名 > 音楽家 > 作曲家 > 日本の作曲家 > 戸田 邦雄の意味・解説 

戸田 邦雄

【英】:Toda, Kunio
[日本]  1915~2003

2007年6月 執筆者: 須藤 英子

東京生まれ幼少より童謡等創作するなど、作曲関心を示す。東京帝国大学(現・東京大学法律学政治学科在学中も、オーケストラ部によって自作演奏されるなど、音楽活動続行卒業後、外務省外交官としてドイツソ連大使館勤務する傍ら現地大学和声音楽理論聴講する。41年より3年諸井三郎作曲師事45年終戦時)には赴任先のカンボジアにてフランス軍3年拘留されるが、その間レイボヴィッツ著『シェーンベルクとその楽派』を入手帰国後、この書が同門柴田南雄入野義朗渡り12音技法日本に広まる契機となる。作品には管弦楽声楽器楽の他オペラバレエ舞台作品も多い。戸田自身多く技法一つとして12音技法用い、他の12主義者たちとは異なロマン的な響きのする作品残した64年外務省退官後、桐朋学園大学教授洗足学園大学教授歴任。レジオン・ドンヌール勲章フランス)、勲四等旭日授章受賞

ピアノ独奏曲

管弦楽ピアノ


戸田邦雄

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/18 14:27 UTC 版)

戸田 邦雄(とだ くにお、1915年(大正4年)8月11日 - 2003年(平成15年)7月8日)は、日本作曲家。本名は戸田盛国。


  1. ^ 『日本の作曲家20世紀』音楽之友社、1999年(平成11年)
  2. ^ 『音楽の世界』1998年(平成10年)10月合併号掲載のインタビュー「戸田邦雄さんに聞く~外交官で作曲家であった人生」で戸田はサイゴンから帰国した1948年(昭和23年)の頃を振り返り「当時妹の夫だった柴田南雄」と発言している。
  3. ^ a b c d e f g 作曲家の個展:戸田邦雄作品演奏会」プログラム (1957.7.13) ブリヂストン美術館
  4. ^ 日本の交響作品展7 青春の作曲家たち」プログラム (新交響楽団、1983.4.3)
  5. ^ 新声会第8回演奏会」(日本近代音楽館『戦後作曲家グループ・活動の軌跡 1945-1960』) 1998.04, p4
  6. ^ a b 「新声会第10回演奏会」(日本近代音楽館『戦後作曲家グループ・活動の軌跡 1945-1960』) 1998.04, p4


「戸田邦雄」の続きの解説一覧

「戸田 邦雄」の例文・使い方・用例・文例

Weblio日本語例文用例辞書はプログラムで機械的に例文を生成しているため、不適切な項目が含まれていることもあります。ご了承くださいませ。



固有名詞の分類


英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「戸田 邦雄」の関連用語

戸田 邦雄のお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



戸田 邦雄のページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
社団法人全日本ピアノ指導者協会社団法人全日本ピアノ指導者協会
Copyright 1996-2024 PianoTeachers' National Association of Japan
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアの戸田邦雄 (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。
Tanaka Corpusのコンテンツは、特に明示されている場合を除いて、次のライセンスに従います:
 Creative Commons Attribution (CC-BY) 2.0 France.
この対訳データはCreative Commons Attribution 3.0 Unportedでライセンスされています。
浜島書店 Catch a Wave
Copyright © 1995-2024 Hamajima Shoten, Publishers. All rights reserved.
株式会社ベネッセコーポレーション株式会社ベネッセコーポレーション
Copyright © Benesse Holdings, Inc. All rights reserved.
研究社研究社
Copyright (c) 1995-2024 Kenkyusha Co., Ltd. All rights reserved.
日本語WordNet日本語WordNet
日本語ワードネット1.1版 (C) 情報通信研究機構, 2009-2010 License All rights reserved.
WordNet 3.0 Copyright 2006 by Princeton University. All rights reserved. License
日外アソシエーツ株式会社日外アソシエーツ株式会社
Copyright (C) 1994- Nichigai Associates, Inc., All rights reserved.
「斎藤和英大辞典」斎藤秀三郎著、日外アソシエーツ辞書編集部編
EDRDGEDRDG
This page uses the JMdict dictionary files. These files are the property of the Electronic Dictionary Research and Development Group, and are used in conformance with the Group's licence.

©2024 GRAS Group, Inc.RSS