平時編制
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/06/11 16:36 UTC 版)
「第8軍団 (ドイツ帝国陸軍)」の記事における「平時編制」の解説
ドイツ帝国陸軍は平時には25軍団 (近衛、第1-21、バイエルン第1-3) を擁し、各軍団は合理的に標準化された組織となっていた。 1個師団は2個歩兵旅団、1個野戦砲兵旅団および1個騎兵旅団からなり、各軍団は2個師団で構成されていた。各旅団は通常2個連隊で構成されていたため、各軍団は8個歩兵連隊・4個野戦砲兵連隊・4個騎兵連隊を擁するのが標準だったが、いくつか例外もあった。 第5、6、7、9、14軍団は、5個歩兵旅団 (10個歩兵連隊) を擁していた。 第2、13、18、21軍団は9個歩兵旅団を擁していた。 第1、6、16軍団は3個騎兵旅団 (6個騎兵連隊) を擁していた。 近衛軍団は5個歩兵旅団 (11個歩兵連隊) と4個騎兵旅団 (8個騎兵連隊) を擁していた。 各軍団には旅団に属さない直属部隊を擁しており、これには牽引砲兵連隊、猟兵大隊、工兵大隊、段列大隊などが含まれる。 平時編制軍団師団旅団構成部隊駐屯地第8軍団 第15師団 第29歩兵旅団 第25 (ライン第1) 歩兵連隊「フォン・リュッツォウ」 アーヘン 第161 (ライン第10) 歩兵連隊 デューレン、第2大隊はエシュヴァイラー、第3大隊はユーリッヒ 第80歩兵旅団 第65歩兵連隊 ケルン 第160 (ライン第9) 歩兵連隊 ボン、第1大隊はディーツ、第3大隊はオイスキルヒェン 第15野戦砲兵旅団 第59(ベルク)野戦砲兵連隊 ケルン 第83 (ライン第3) 野戦砲兵連隊 ボン 、 デュレン 第15騎兵旅団 第8 (ライン) 胸甲騎兵連隊「カウント・ゲスラー」 ドイツ 第7 (ライン第1) 軽騎兵連隊「ヴィルヘルム1世」 ボン 第16師団 第30歩兵旅団 第28 (ライン第2) 歩兵連隊「フォン・ゲーベン」 エーレンブライトシュタイン要塞、第2大隊はコブレンツ 第68歩兵連隊 コブレンツ 第31歩兵旅団 第29 (ライン第3) 歩兵連隊「フォン・ホルン」 トリーア 第69歩兵連隊 トリーア 第16野戦砲兵旅団 第23 (ライン第2) 野戦砲兵連隊 コブレンツ 第44 (トリーア) 野戦砲兵連隊 トリーア 第16騎兵旅団 第7騎馬猟兵連隊 トリーア 第8騎馬猟兵連隊 トリーア 軍団直轄 第2機関銃大隊 トリーア 第7要塞機関銃大隊 ケルン 第9 (シュレースヴィヒ=ホルシュタイン) 牽引砲兵連隊 エーレンブライトシュタイン要塞 第8 (ライン第1) 工兵大隊 コブレンツ 第30 (ライン第3) 工兵大隊 エーレンブライトシュタイン要塞 第3電信大隊 コブレンツ、ダルムシュタット 第6要塞電話中隊 ケルン 第3飛行船大隊 ケルン、デュッセルドルフ、ダルムシュタット 第3飛行大隊 ケルン、ハノーバー、ダルムシュタット 第8 (ライン第1) 段列大隊 コブレンツ ケルン防衛司令部(義勇兵総監部麾下) ケルン
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