帝都物語とは? わかりやすく解説

ていとものがたり【帝都物語】

読み方:ていとものがたり

荒俣宏による長編小説、および同作第1作とする伝奇小説シリーズ名明治から昭和時代背景に、怨霊平将門の力で帝都破壊しよう目論む魔人との戦いを描く。第1作神霊篇」は昭和60年1985刊行その後魔都(バビロン)篇」「大震災(カタストロフ)篇」など、昭和62年1987)までに計10冊を刊行同年日本SF大賞受賞その後続編外伝などを出版昭和63年1988)には林海象脚色実相寺昭雄監督により映画化漫画化作品刊行されている。


帝都物語

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/02/17 22:36 UTC 版)

帝都物語』(ていとものがたり)は、荒俣宏による日本小説、またこれを原作とする映画アニメ漫画


注釈

  1. ^ 昭和は64年で終わったため、実際の元号に直せば平成10年となる。
  2. ^ 魔王篇と不死鳥篇の間に、戦争(ウォーズ)篇、大東亜篇が挿入される。
  3. ^ この作品で使われたのはアナログハイビジョン
  4. ^ 劇中には2両登場。うち1両は『ハチ公物語』からの流用である[16]
  5. ^ ゴールデン洋画劇場』で1989年3月4日にテレビ初放送された際、オープニング・タイトルに名前があったものの、出演シーンは全てカットされた。[独自研究?]

出典

  1. ^ 坪内祐三『私の体を通りすぎていった雑誌たち』新潮社、2005年、p.247
  2. ^ オデッサの階段 #18 荒俣宏のファンタジー フジテレビ公式サイト内
  3. ^ 帝都物語〈9 喪神篇〉 (カドカワノベルズ) BOOKSデータベースより
  4. ^ 吉田豪掟ポルシェ『電池以下』アスペクト、2012年、p.142。荒俣宏インタビュー。
  5. ^ 荒俣宏「あっという間になくなった」 1億超える印税の驚くべき使い道週刊朝日 2012年8月3日号
  6. ^ 「ゴジラ映画を100倍楽しくする 東宝怪獣映画カルト・コラム 38 『ゴジラVSモスラ』のハイビジョン合成技術」『ENCYCLOPEDIA OF GODZILLA ゴジラ大百科 [メカゴジラ編]』監修 田中友幸、責任編集 川北紘一Gakken〈Gakken MOOK〉、1993年12月10日、166頁。 
  7. ^ a b ハイビジョンと映画のメディアミックス に関する研究石田武久, 電気通信大学, 2011-03-24
  8. ^ a b c d e f g h i j k l m n o p q r s 神武団四郎「帝都物語&帝都対戦SPECIAL! 第2回 一瀬隆重×嶋田久作」『映画秘宝』2015年9月号、洋泉社、80–81頁。 
  9. ^ 1988年配給収入10億円以上番組 - 日本映画製作者連盟
  10. ^ a b 中堀正夫中野稔「撮影報告 『帝都物語』 / 帝都物語ビジュアル・エフェクトについて」『映画撮影』、日本映画撮影監督協会、1988年5月20日、31-36頁。 
  11. ^ 川本三郎編『映画監督ベスト101・日本篇』新書館、1996年、p.91
  12. ^ a b c d e f g h i j k 神武団四郎「一瀬隆重プロデューサー Jホラー王、自作を語る!」『映画秘宝』2005年9月号、洋泉社、70–71頁。 
  13. ^ a b 「映画『帝都物語』脚本の林海象インタビュー」『昭和40年男 Vol.35』2016年平成28年)2月号、クレタパブリッシング、2016年、104-105頁。 
  14. ^ a b c d e f g 神武団四郎「『帝都物語』ふたたび 嶋田久作が語る『帝都物語』!」『映画秘宝』2011年4月号、洋泉社、70–71頁。 
  15. ^ a b c 石井博士ほか 1997, pp. 309.
  16. ^ 高松吉太郎「ハチ公電車後日物語」『鉄道ピクトリアル』第37巻第11号、鉄道図書刊行会、1987年11月、79頁。 
  17. ^ 「邦画フリーブッキング配収ベスト作品」『キネマ旬報1990年平成2年)2月下旬号、キネマ旬報社、1990年、175頁。 
  18. ^ a b c 石井博士ほか 1997, pp. 324.
  19. ^ 石井博士ほか 1997, pp. 375.



帝都物語

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/11 20:29 UTC 版)

夢幻紳士」の記事における「帝都物語」の解説

『帝都物語 TOKIO WARS』。1989年映画帝都大戦公開に際して、その原作である『帝都物語』より「戦争篇」を漫画化した単行本書き下ろし作品姓名不詳の「帝都の『小悪魔』」として魔実也と思しき人物登場している。設定および執筆時期から言えば怪奇篇〉に属すキャラクターで、物語には直接わらないプロローグエピローグを飾る印象的な人物として登場する二・二六事件前夜から太平洋戦争終戦に至るまでと登場する時代背景が明白である事も大きな特徴である。 同作には漫画版オリジナルキャラクターとして他に、〈冒険活劇篇〉に登場した馬賊の娘「明鈴」と同じ設定キャラクター登場する(おそらく別人)。 単行本 帝都物語 TOKIO WARS角川書店刊・ドラゴンコミックス1989年9月発行整理番号DC-7-1)ISBN 4-04-926014-X - ワイド版書き下ろし単行本高橋葉介作品集 20 帝都物語(朝日ソノラマ刊・高橋葉介作品集1993年8月発行ISBN 4-257-90197-7 - ワイド版表題作の他、短編連作影男」を収録。 ヨウスケの奇妙な世界(20) 帝都物語(朝日ソノラマ刊・ソノラマコミック文庫2000年2月発行ISBN 4-257-72040-9 - 文庫版表題作の他、短編2作を収録ワイド版 高橋葉介ベストセレクション (1) 帝都物語 TOKIO WARS宙出版刊・2008年1月発行ISBN 9784776794141 - ワイド新装版

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帝都物語

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/21 18:37 UTC 版)

早川徳次 (東京地下鉄道)」の記事における「帝都物語」の解説

荒俣宏小説『帝都物語』には早川徳次登場、「地下鉄の建設中、トンネル中に鬼が出現する為、西村真琴開発した學天則ロボット)で駆除して欲しい」と申し出るというものであるストーリー自体架空のものであるが、路面電車乗客流動調査の際に豆を使うという早川実際に行ったエピソード挿入されている。映画版では早川宍戸錠演じエンディング開業した地下鉄早川案内するシーンとなっており、地下鉄博物館撮影が行われた。

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