川口送信所とは? わかりやすく解説

川口送信所

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/14 19:42 UTC 版)

文化放送」の記事における「川口送信所」の解説

周波数空中線電力所在地1134 kHz 100 kW 埼玉県川口市赤井3丁目9番16号 送信所自体1928年昭和3年)に東京中央放送局現在のNHKコールサイン: JOAK)が設置し1937年昭和12年)まで使用した新郷放送所出力10kW)であったNHK旧局舎は、収蔵庫として隣接する敷地内併存していたが、2010年平成22年)に取り壊された。なお、太平洋戦争期間中アメリカ軍によるプロパガンダ放送が行われていたが、これを当時大日本帝国政府日本国民聞かせたくない内容であるとして、その送信所地下に「隠ぺい放送所」というものが設けられ2001年ごろ、発掘調査によって判明したことがわかり、のちに2020年放送された「文化放送戦後75年スペシャル封印され真実軍属ラジオ」」においてその真相迫り、その隠ぺい放送所から放送されジャミング妨害電波)の再現なども行われた敷地内にはソメイヨシノ多数植えられており、春には「川口桜まつり」会場として、花見客一般開放されるほか、新入局員研修にも利用されるTBSラジオニッポン放送と共に民放AMラジオ局最大級空中線電力を持つ。送信空中線: 136.69m支線式円管柱施工: 電機資材送信機: 1993年更新時 RM-2000シリーズ50kW×2東芝)3kWユニット 3kW変調増幅器MO終段MOSFET 2SK1745×13本、3KW電力増幅器PA)同2SK1745×4本、使用FET総数1320本 STL: 出力100mW、2m鏡面プレートパラボラLINENTTデジタル回線(192kbps、コーデックAPT電源: 6600V2系統受配電盤、一部高圧受電盤にて200Vに変換(200V用は主に冷却用空調機向け) 非常用電源: 自家発電装置500KVA(クボタ建屋: 鉄筋コンクリート2階 1階送信機ダミー盤室、発電機室、受電室、整合器室その他 2階フィルター室、冷却用送風機その他 備考 1993年まで真空管送信機4台(うち送信管9F45(東芝製)1本(150 kW使用を1台)。1993年に完全固体化更新3月29日火入れ式行い、正式運営。この更新合わせて送信局舎も1階約212m2、2階約94m2戸田建設施工増築したアース240本を新たに張り巡らした

※この「川口送信所」の解説は、「文化放送」の解説の一部です。
「川口送信所」を含む「文化放送」の記事については、「文化放送」の概要を参照ください。

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