富山県での再放送打ち切りとは? わかりやすく解説

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富山県での再放送打ち切り

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/04 08:38 UTC 版)

ドラえもん (1973年のテレビアニメ)」の記事における「富山県での再放送打ち切り」の解説

1979年アニメ第2作1期放送開始された頃、7月から8月にかけて藤子・F・不二雄故郷でもある富山県富山テレビフジテレビ系列)で本作再放送されたが、9回目第5話Aパート)の放送打ち切られた。これを最後に再放送行われていない。この出来事は「富山事件」とも呼ばれている。 元小学館専務赤座登はこの件について、富山県での再放送情報小学館藤子スタジオ入った時、藤子・F・不二雄憤慨し、「私が作った原作イメージと違うし、放送してほしくない。できたら何とかしてほしい」と述べ、これを受けて小学館藤子スタジオ日本テレビ版の契約書がない(作成していなかった)ことを確認し、「口頭契約最初放映許諾にとどまる」という弁護士見解得てから、原作者意向沿って小学館藤子スタジオ連名で、放送中止求め警告状を内容証明郵便富山テレビ送った証言している。 一方テレビ朝日編成担当高橋浩自著視聴率15%を保証します!』(小学館新書2014年)の中で「せっかく放送開始したのに日本テレビ旧作再放送されると、子どもたち混乱してしまう恐れがあるので、小学館旧作封印してもらいました」と証言しており、本作封印テレビ朝日関係者主導したことを明かしている。これは赤座の「原作者からの苦情再放送中止依頼した」という証言とは全く異なるなど、当事者同士の間で話が完全に食い違っており、依然として情報が錯綜している小学館プロダクション関係者安藤取材に「仮に『日テレ版』の露出があったところで(中略現行の『ドラえもん』イメージ損ねるマイナス露出しかないですよ。原作者権利者サイドに特にメリットがないため、露出向けて積極的に動くことはなでしょうね。基本的に触れてはいけないものとい感じです」と述べ安藤は「今のテレビ朝日版イメージ唯一のもので、それ以外のものを出す必要はない」という「ビジネス論理」の存在指摘している。また、それ以外の「封印理由に「制作会社解散から著作権扱い曖昧」のうえ「当時資料乏しいため公式でも内容取り扱いにくい」という問題がある。

※この「富山県での再放送打ち切り」の解説は、「ドラえもん (1973年のテレビアニメ)」の解説の一部です。
「富山県での再放送打ち切り」を含む「ドラえもん (1973年のテレビアニメ)」の記事については、「ドラえもん (1973年のテレビアニメ)」の概要を参照ください。

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