大日本帝国剣道形とは? わかりやすく解説

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日本剣道形

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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/01/01 10:15 UTC 版)

日本剣道形(にほんけんどうかた)は、剣道における形稽古。単に剣道形(けんどうかた)、(かた)とも呼ばれる。




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大日本帝国剣道形

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/02/22 06:07 UTC 版)

日本剣道形」の記事における「大日本帝国剣道形」の解説

明治44年1911年7月文部省柔道剣道中等学校の正科に加えることを決定した東京高等師範学校開催され中等教員講習会において責任者嘉納治五郎は、より統一的普遍的な形の必要性強調し大日本武徳会全国東京京都近畿東海関東東北北陸中国四国九州台湾11方面分け教士人員に応じて各1名または2名の代表者選出し25からなる調査委員会発足させた。 委員 太字主査 氏名称号流派府県根岸信五郎 範士 神道無念流 東京府 辻真平 範士 心形刀流 佐賀県 門奈正 教士 北辰一刀流 武徳会本部 内藤高治 教士 北辰一刀流 武徳会本部 高野佐三郎 教士 小野派一刀流 東京高師 柴江運八郎 範士 神道無念流 長崎県 真貝忠篤 範士 田宮流 東京府 和田傳 範士 新陰流 熊本県 湊辺邦治 教士 山口流 武徳会本部 木村敷秀 教士 直心影流 東京高師 太田弥龍 教士 直心影流 京都府 矢野勝治郎 教士 直心影流 京都府 柴田衛守 教士 鞍馬流 東京府 中山博道 教士 神道無念流 東京府 高橋赳太郎 教士 無外流津田一伝流 近畿兵庫県 田中教士 北辰一刀流 東海愛知県 小澤一郎 教士 北辰一刀流 関東茨城県 星野仙蔵 教士 小野派一刀流 関東埼玉県 小関教政 教士 無刀流 東北山形県 上村信夫 教士 貫心流 北陸新潟県 二宮久 教士 新陰流 中国山口県 川崎善三郎 教士 無外流 四国高知県 佐々木正宜 教士 水府流 九州鹿児島県 浅野一摩 教士 津田一伝流 九州福岡県 富山円 教士 直心影流 台湾 大日本武徳会剣術形を基として草案形の制作始められたが、各流の意見統一することは難航極め委員たちは自流の形を少しでも取り入れようとして、激し議論となった主査一人高野佐三郎は懐に短刀蔵し自分意見が容れられないときは、刺し違えて死ぬ覚悟会議臨んだという。 約1年間討議経て大正元年1912年10月太刀の形7本、小太刀の形3本の計10本で構成される「大日本帝国剣道形」が発表された。同時に、「他日もし改正要する点を発見して多数輿論たるを認むるにいたらば、本会は再び調査会開催する吝かならざるべし」と表明された。 普及が進むにつれて解釈異同生じたため、大正6年1917年)に註が加えられた。さらに昭和8年1933年)に増補加註された。

※この「大日本帝国剣道形」の解説は、「日本剣道形」の解説の一部です。
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