外向発売所
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/09 16:36 UTC 版)
多くのボートレース場では、敷地内にも場外発売場とほぼ同等の機能を持つ舟券発売施設を設置している。 ボートレース場の入場口から入場する際、観客は原則として入場料を支払わなければならないが、ほとんどのボートレース場では、入場料を支払うことなく利用できる舟券発売払戻窓口を、ボートレース場敷地内に用意している。この窓口は外向発売所(そとむけはつばいしょ、そとむきはつばいしょ)と呼ばれている。もともとは、仕事等の都合で入場観戦できない顧客に向けて、早朝の通勤時間帯から舟券を発売する(以下「早朝前売」)ことを目的として設置されていたものである。 2004年「ボートピア市原」で1日あたり4場・48レースの舟券を発売したのを皮切りに、多くの場外発売場で複数場のレースを併売するようになった。その間もボートレース場本場では当該ボートレース場の競走のみを発売しており、場外発売はあまり行われておらず、あっても場間場外発売を行う競走(全てのSG競走および一部のG1競走)の併売にとどまる状況が続いていた。 外向発売所にて広く場外発売を行うようになったのは、ボートレース三国が最初である。三国の場合、早朝前売りのための外向発売所は、本場2号館に附設されていたが、2008年10月、本場から離れた駐車場敷地内に「独立型外向発売所」と称する施設を建設し、外向発売所を移転した。その際、三国本場の早朝前売りを行うほか、他場の一般競走の場外発売を含めて、年間約350日程度の発売を行う試みが始まった。 翌2009年6月にはボートレース常滑で「ウインボ常滑」を設置して4場・48レースの舟券を併売を行い、さらに10月にはボートレース大村にて既設の外向発売所「ブルードラゴン」内で同様の併売がそれぞれ始まった。 さらに翌2010年1月、4番目の事例としてボートレース平和島で大規模な外向発売所「平和島競艇劇場」が設置された。ボートレース平和島の事例では府中市から京急開発へほぼ全面的に経営委託する形で実施された。この平和島の事例は府中市議会で大成功と評され、以降、外向発売場が多くのボートレース場で設置され、実質的に「ボートレース場の隣に場外発売場が開業する」という状況になっている。
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外向発売所
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全国24場には本場に付随して外向発売所も併設されている。本場と異なり、入場料は無料となっている。 名称競艇場開設日ドラショップ桐生 2013年10月11日 WIN WINパーク戸田戸田 2017年2月11日 BOAT RACE 365江戸川 2012年4月2日 ボートレース平和島劇場平和島 2010年1月31日 ウェイキーパーク多摩川多摩川 2017年10月6日 ウィンピア浜名湖 2016年3月30日 ボートウイング蒲郡 2009年6月23日 ウィンボとこなめ常滑 2009年6月23日 津インクル津 2011年9月10日 ディアボート三国三国 2008年10月8日 レイクル びわこびわこ 2016年10月1日 ボートパーク住之江住之江 2013年4月16日 センプルピア尼崎 2013年9月25日 エディウィン鳴門鳴門 2011年10月22日 Bポートまるがめ丸亀 2012年7月28日 児島ガァ〜コピア児島 2011年9月20日 PALBOAT宮島宮島 2015年2月22日 すなっちゃ徳山徳山 2011年12月10日 ふく~る下関下関 2012年10月13日 カッパ☆ピア若松 2011年12月10日 アシ夢テラス芦屋 2010年7月5日 ペラボート福岡福岡 2011年4月15日 ドリームピット唐津 2010年4月3日 ブルードラゴン大村 2009年10月1日
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外向発売所
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2013年4月、外向発売所としてボートパーク住之江がオープンされた。1階敷地内にあり、年間360日住之江で行われるすべての競走のほか、SG、GI・プレミアムGIおよびナイター競走を1日最大で8競艇場分(1日12レース相当で96レース)発売される。また、食堂やコンビニエンスストアが隣接されているほか、樹木をイメージしたデザインやLED照明を採用するなど、環境面への配慮も行われている。年末年始の開催等、一部日程では有料となっている。 名称 「住之江競艇場外向発売所」(ボートパーク住之江) 施行団体 大阪府都市競艇企業団、箕面市 建築面積 2446㎡ 延べ床面積 2705㎡ 鉄骨造り 収容人員 2200人 観覧席休憩コーナー 143席 自動発売・払い戻し機 16窓 自動発売機 20窓 有人払い戻し機 1窓 ※いずれもマークシートカード方式 営業時間 10:00-最大21:00 発売締め切り時間 原則として各競艇場の締め切りと同時刻。住之江本場開催の時は本場の締切りと同じ時間。
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外向発売所(津インクル)
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「津競艇場」の記事における「外向発売所(津インクル)」の解説
2011年(平成13年)9月10日に、従来の外向前売発売所を移転・リニューアルする形で、外向発売所「津インクル」が開設された。スタンド棟の南西側、国道23号沿いに位置する。 この施設は、従来の舟券の発売・払い戻しだけでなく、レース映像やオッズなどを見る事が可能で、サンクスの小型店舗や飲み物の自動販売機も設置されている。座席数は108席、窓口数は16窓と、外向発売所にしては非常に大規模で、むしろミニボートピアに近い雰囲気がある。 開場は午前7時30分。本場(津競艇)で発売をしていないレースも取り扱っており、本場の開催日・非開催日を問わず、モーニングレース・ナイターレースを含めて一日最大6場(開設当初は3場、2012年(平成24年)2月21日 - 2016年(平成28年)1月13日は4場、同年1月29日 - は6場)を発売する。
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