半導体化とは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 辞書・百科事典 > 活用形辞書 > 半導体化の意味・解説 

半導体化

日本語活用形辞書はプログラムで機械的に活用形や説明を生成しているため、不適切な項目が含まれていることもあります。ご了承くださいませ。 お問い合わせ

半導体化

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/09 15:38 UTC 版)

CPU」の記事における「半導体化」の解説

CPU設計複雑さ進歩は、小型信頼性の高い電子部品を使うことでもたらされた。新たに発明され急激に性能向上したトランジスタ利用である。これによって、1950年代から1960年代には、かさばって信頼性の低い真空管リレー使われなくなりトランジスタCPU主流となった。この改善によってさらに複雑で信頼性のあるCPU一枚から数プリント基板構成できるようになった1964年IBM発表したSystem/360アーキテクチャは、いろいろな性能大きさコンピュータとして実装され、それらのシリーズではプログラム変更することなく動作させることができた。当時、たとえ同じメーカーであってもサイズの違うコンピュータ互換性がないのが普通だった。この改善成し遂げるため、IBMマイクロプログラム方式採用した。これは現在のCPUでも広く使われている手法である。System/360大変な成功収めその後数十年間メインフレーム市場支配し続け現在のz/Architecture至っている。 同じ1964年DECも、「PDP-8」という後世影響与えたミニコンピュータを、科学分野研究分野向けてリリースしたDECは、後にさらに広く使われることとなる「PDP-11シリーズ」を発表したが、このシリーズは、後に集積回路IC)が使えるうになると、それを使ったバージョン製造されている。トランジスタ使ったCPUでは、新たな設計上の工夫をする余裕生じSIMDベクトル計算機呼ばれるものが出現したそのような初期の実験設計は、後にクレイ社の製造したスーパーコンピュータベースとなっている。 トランジスタ使ったコンピュータは、それ以前のものと比較していくつかの明確な利点があった。信頼性向上と消費電力低下はもちろん、トランジスタによるスイッチ切り替え時間劇的に短縮されたため、CPU高速化された。トランジスタによるコンピュータでは動作周波数数十MHzまで高速化された。

※この「半導体化」の解説は、「CPU」の解説の一部です。
「半導体化」を含む「CPU」の記事については、「CPU」の概要を参照ください。

ウィキペディア小見出し辞書の「半導体化」の項目はプログラムで機械的に意味や本文を生成しているため、不適切な項目が含まれていることもあります。ご了承くださいませ。 お問い合わせ


英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「半導体化」の関連用語

半導体化のお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



半導体化のページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
ウィキペディアウィキペディア
Text is available under GNU Free Documentation License (GFDL).
Weblio辞書に掲載されている「ウィキペディア小見出し辞書」の記事は、WikipediaのCPU (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。

©2024 GRAS Group, Inc.RSS