制御装置の更新とは? わかりやすく解説

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制御装置の更新

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/08 15:56 UTC 版)

営団6000系電車」の記事における「制御装置の更新」の解説

制御装置半導体劣化考慮して1990年平成2年)から第10編成最初にGTO使用チョッパ制御更新したコスト低減のため、主電動機再利用し、断流器転換器などは補修工事後、再利用しており、チョッパ装置およびゲート制御装置限定して機器更新実施された。この更新1993年平成5年4月竣工する15編成をもって全9編成施工終了した。なお、このチョッパ装置最終増備車である第35編成にも搭載された。 1995年平成7年)からは省エネルギー化メンテナンスフリー化の観点から第09編成最初にIGBT-VVVFインバータ制御(3レベル、1C2M4群制御)化を施行し主電動機は160kW出力品に交換されている。これは更新コスト抑えるため、既存機器そのままに、またゲート制御装置は4箱に分割した分散形とされている。このVVVF制御更新は約10年投資コスト回収できるとされている。このVVVF制御更新1999年平成11年1月竣工した01編成2次試作車、B修+VVVF化同時施工をもって完了した。 これに合わせて運転台へのユニバーサル表示器の設置実施されている。これは車両故障時における乗務員支援システムとして搭載したもので、故障情報運転台モニタリングするのであるVVVF制御更新され車両2020年代まで使用される予定だったが、2015年平成27年11月に第09編成がこのグループの中で最初に廃車された。 更新後の三菱GTO-チョッパ装置(THB-2L-23形) 更新後の日立GTO-チョッパ装置(CH-MR-146形) 更新後の三菱VVVFインバータ装置(MAP-178-15V53形) 更新後の日立VVVFインバータ装置(VFI-HR4820C形)

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制御装置の更新

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/17 07:40 UTC 版)

北神急行電鉄7000系電車」の記事における「制御装置の更新」の解説

2015年度より機器更新工事が行われ、VVVF制御装置GTO素子からフルSiC-MOSFET素子交換されている。主電動機出力変更はないが、開放型から全密閉型換装となり、補助電源装置SIV)は140kVAのGTOから150kVAのIGBT変更された。更新車は形式変更し7000-A系となったが、車両番号変更はない。2016年1月31日第1編成の7051Fの6両が竣工した以降継続して工事が行われ、2016年12月16日に7053Fが、2017年12月13日には7052Fがそれぞれ竣工している。7052Fでは行先表示器フルカラーLED化され上段行先下段に英語・中国語韓国語および行先駅ナンバリング表示も可能となった2018年9月21日には7054Fが、同年12月14日には7055Fが改造竣工し全編成の更新完了した

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制御装置の更新

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/11 04:58 UTC 版)

京急2100形電車」の記事における「制御装置の更新」の解説

形式新1000形アルミ車両1 - 5次車)で採用したドイツ・シーメンス社製の電機品は、日本製機器とは仕様異なる点があり、特に保守面において不利な点があるなど問題があった。このため導入から約10年経て機器更新時期迎えた車両より順次日本製機器への置き換え開始された。この機器更新2015年3月の2133編成をもって全編成への施工完了した新し制御装置東洋電機製造製のIGBT素子使用した2レベルVVVFインバータ制御装置PGセンサレスベクトル制御・1C4M制御方式)を採用した制御装置従来周辺機器体形から制御装置本体やフィルタリアクトル等などが個別設置されたものとなっている。主電動機についても東洋電機製造製の1時間定格190 kWかご形三相誘導電動機交換された。主電動機取り付け寸法交換前の主電動機同一で、駆動装置台車変更はない。 制御装置形式東洋電機製造製RG6008-A-M形 1C4M制御 主電動機形式東洋電機製造製TDK6163-A形かご形三相誘導電動機 1時間定格190 kW 機器更新後のVVVFインバータ装置(右)と高速度遮断器HB・左)。両者とも東洋電機製造製。 インバータ装置の海側(素子冷却フィンインバータ装置山側ゲート制御部) この更新工事京急ファインテック久里浜事業所において定期検査前に入場させ、約2週間工期機器更新行いその後定期検査施工し出場させている。この際車内掲示製造ステッカーは「Powered by SIEMENS表記のないものに変更されている。 施工順序以下のとおり2008年度:2165編成2008年12月13日付) 2009年度:2101編成2009年9月)・2109編成2009年12月2010年度2125編成2010年6月)・2117編成2010年9月2011年度:2149編成2011年8月2012年度:2157編成2012年3月)・2173編成2012年8月2013年度:2141編成2014年1月2014年度:2133編成2015年3月後述更新工事同時施工

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