チョッパ制御
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/04/30 03:18 UTC 版)
チョッパ制御(チョッパせいぎょ)とは、電流のON-OFFを繰り返すことによって直流または交流の電源から、実効値として任意の電圧や電流(一般的には直流、交流の場合も含まれる)を擬似的に作り出す電源回路の制御方式である。「チョッパ」(chopper) とは英語で「切り刻むもの」の意であり、電流(電圧)を切り刻んでいるかのように制御している意味である。主に電車の主電動機の制御や直流安定化電源(ACアダプタ)等に用いられる。入力電圧より下げる制御を「降圧チョッパ」、スイッチング時に発生するスパイク電流を用いて入力電圧より上げる制御を「昇圧チョッパ」と呼ぶ。
- ^ 伊藤一夫 鉄道メカニズム図鑑 P187
- 1 チョッパ制御とは
- 2 チョッパ制御の概要
- 3 関連項目
チョッパ制御
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/10/26 04:17 UTC 版)
詳細は「チョッパ制御」を参照 高周波分巻式を除くチョッパ制御の場合、パルスの周波数は一定であり、パルスの幅だけを変化させることで平均電圧を可変とする。パルス幅が狭い場合は平均電圧が下がり、パルス幅が広いときは平均電圧が上がる。例えば次のパルスまでを10等分したとして、ON:OFFを2:8とすれば元の電圧の2/10つまり1/5になり、8:2なら8/10=4/5の電圧が得られる。100%の電圧が必要なときは単にONのままにするが、チョッパ装置そのものも抵抗となるため、それを短絡して直接負荷に流すこともある。
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