初マラソンとは? わかりやすく解説

初マラソン

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/09 03:30 UTC 版)

福士加代子」の記事における「初マラソン」の解説

大阪国際女子マラソン@media screen{.mw-parser-output .fix-domain{border-bottom:dashed 1px}}本番2日前の2008年1月25日、[要出典]外国国内招待参加選手らとは別に福士ひとりだけ記者会見開かれた通常招待参加選ばれ有力選手のみ記者会見参列するが、一般参加選手会見に臨むのは異例である)。 2008年1月27日開催され大阪国際女子マラソンでは、スタート直後長居陸上競技場先頭駆け出してから大阪城公園を出る30km付近まで、福士ハイペース後続大きく突き放し一時2位集団を2分以上引き離し独走する展開となった。しかし30km地点過ぎた辺りから、スタミナ切れを起こして急激にペースダウンその後34km過ぎでは優勝したマーラ・ヤマウチセカンドウィンドAC)や2位森本友天満屋)らに抜かれると、35km以降からほとんどジョギング状態が続いて十数人の選手次々と追い抜かれていく。それから福士フラフラ状況走り続ける中、さらに40kmを過ぎた長居陸上競技場へ入る手前の、ゴールまで残り570m付近では足がもつれて1度転倒、そして競技場入ってからは3度転倒してしまう。それでも2時間40分台のタイムでようやくゴールラインにたどり着いたが、着順結局19位と惨敗終わったレース終盤、40km地点過ぎた長居陸上競技場周回道路では、明らかに意識朦朧で足を動かすのが精一杯福士対しワコール永山忠幸監督が「もうやめてもいいよ」と叫びながら併走続けていたが、それでも福士は「ゴールさせて下さい」と監督制止振り切るようにゆっくり走り続けた。しかしその後合計4回も転倒する競技場スタンド観戦していた、福士母親は「もう止めさせて!」と泣きながら絶叫父親福士懸命完走に「よく頑張った。でも見ているのが辛かった…」と福士の状態を心配そう語った[要出典]。一方ゴール後の福士自身は「大阪城公園下り坂付近で、急に目の前真っ暗になった。競技場見えてからは頭の中が真っ白になり、記憶なくなった」「ご心配をお掛けして済みません。でも(初マラソンは)面白かったかな。アハハ…」と笑いながら競技場を後にしていた。 この大阪国際における福士敗因について、当日テレビ中継ゲスト解説者だった有森裕子(元リクルートバルセロナ五輪銀・アトランタ五輪銅メダリスト)は「大体30km程度までの距離であればそのままスピード押し切れてしまうんです。しかしそこから先になると、どんな人間でもスタミナ尽きて駆け引き勝負になる」と述べ福士経験不足から来るペース配分ミス指摘した[要出典]。また福士マイペース調整重んじるあまり、練習でも40km以上の距離を継続して走った経験がなかったことが報道により明らかになった。レース数日経ってからのインタビューでは、「とても良い経験をさせてもらいましたマラソン挑戦したことに後悔はありません。ゴール後のタオル欲しかったので、何時掛かって何回転んで完走するつもりでした。もし途中で辞めてたら、『名古屋国際女子マラソン走りますと言って名古屋練習をしてるかも知れませんよ」と時折苦笑い浮かべながら感想笑顔語っていたが、後年フルマラソン復帰に際して福士本人も「当時マラソン甘く考えていた。反省している」と語り準備不足臨んだことを認めている。[要出典] 福士大阪の後にもう1戦フルマラソンへの参加ほのめかすが、時期的問題から北京五輪女子マラソンの代表がほぼ埋まってしまい断念[要出典]。その後フルマラソン出走に関しては、3年9か月わたって封印することとなった

※この「初マラソン」の解説は、「福士加代子」の解説の一部です。
「初マラソン」を含む「福士加代子」の記事については、「福士加代子」の概要を参照ください。

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