三省堂 大辞林 |
もうろう 0 【▼朦▼朧】
(1)かすんではっきりと見えないさま。おぼろげなさま。
「霧であたりが―と霞む」「―たるが中に、只一点輝くものあるは、黄金の十字架なり/囚はれたる文芸(抱月)」
(2)意識がぼんやりとしてはっきりしないさま。
「意識が―となる」
(3)物事のはっきりとしないさま。
「誰が読んでも―として取り留めがつかないので/吾輩は猫である(漱石)」
難読語辞典 |
朦朧と同じ種類の言葉
品詞の分類
「朦朧」の用例一覧
岡本綺堂 河童小僧 (青空文庫)
ドンドンには前記の如く河童小僧さえ住むと云う位、其の向う岸即ち内藤家の 邸 ( やしき ) の裏手に当って、影とも分かず煙とも分かぬ朦朧たる物が、薄墨の絵の如くに茫として立迷っているのを、通行人が認めて不思議不思議と云い囃す、 其 ( そ ) の評...
www.aozora.gr.jp/cards/000082/files/43050_16112.html
日清戦争異聞(原田重吉の夢) (青空文庫)
と長い時間がたった……。目が醒(さ)めた時、重吉はまだベンチにいた。そして朦朧(もうろう)とした頭脳(あたま)の中で、過去の記憶を探そうとし、一生懸命に努めて見た。だが老いて既に耄碌(もうろく)し、その上酒精(アルコール)中毒...
www.aozora.gr.jp/cards/000067/files/1771.html
キリスト教とリベラリズム (Wikisource)
自身をして自ら決定せしめんが為である。今日論点を判然と明示する事は決して人気のある仕事ではない。多くの人々は、フランシス・エル・パトン博士が適切に言った様に「視界の朦朧たる状態に於いて」知的論戦をなす事をする。しか...
ja.wikisource.org/wiki/キリスト教とリベラリズム
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