伝令RNAとは? わかりやすく解説

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でんれい‐アールエヌエー【伝令RNA】

読み方:でんれいあーるえぬえー

DNAデオキシリボ核酸)がもつ遺伝情報リボゾーム伝達するリボ核酸DNA塩基配列鋳型として合成されるメッセンジャーRNAmRNA


メッセンジャーRNA

同義/類義語:伝令RNA, メッセンジャー
英訳・(英)同義/類義語:mRNA, messenger RNA

ゲノムDNA鋳型RNA合成酵素合成しタンパク質合成のための情報を持つRNA分子

伝令RNA

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/08/23 13:57 UTC 版)

分子生物学において、伝令RNA(でんれいアールエヌエー、: messenger ribonucleic acid)は、mRNAまたはメッセンジャーリボ核酸とも呼ばれ、タンパク質合成する過程でリボソームによって読み取られる、遺伝子遺伝子配列に対応する一本鎖のリボ核酸(RNA)分子である。




「伝令RNA」の続きの解説一覧

伝令RNA (mRNA)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/02/27 15:07 UTC 版)

リボ核酸」の記事における「伝令RNA (mRNA)」の解説

詳細は「mRNA」を参照 伝令RNAは、メッセンジャーRNAmRNAとも呼ばれ細胞中でタンパク質合成部位であるリボソームDNA情報伝え役割をするRNAである。遺伝情報をもとにタンパク質合成される場合には、RNAポリメラーゼ働きにより、DNAに対して相補的な配列を持つmRNA転写され次にリボソームにより、mRNA配列基づいたタンパク質の合成が行われる(翻訳)。このようにDNAがいったんRNAへと転写されRNA鋳型としてタンパク質への翻訳が行われるという、一連の遺伝情報流れセントラルドグマと呼ぶ。セントラルドグマタンパク質遺伝子産物であることを前提としているため、ノンコーディングRNA遺伝子場合には当てはまらない解釈されている。一定の時間経過すると、mRNARNA分解酵素働きによりヌクレオチドへと分解される多く場合mRNA短命であるが(大腸菌では約5分ともいわれている)、哺乳類精子中に見られるように、極端に安定mRNA知られている。

※この「伝令RNA (mRNA)」の解説は、「リボ核酸」の解説の一部です。
「伝令RNA (mRNA)」を含む「リボ核酸」の記事については、「リボ核酸」の概要を参照ください。

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