京釜線
京釜線
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/19 04:09 UTC 版)
京釜電鉄線では、1984年から長距離線を使用した高速電鉄をソウル駅から水原駅までの区間で平日の朝夕に運転を始めた。1986年に直通へ改称、さらに2003年には京仁線の直通と共に急行へ改称している。しかし、本数は長距離列車が多数運行する関係で、1日数本程度しか運行できない状態が丸20年間続いた。2004年になると、KTXが開業したことで長距離列車が減り、2005年に複々線が天安駅まで延びたため、複々線延長と同時に、急行の終日運転が実現した。2020年現在、清凉里駅と天安駅(一部のみ新昌駅)を往復する龍山急行系統のみが運行されている。 ソウル(天安)急行はソウル駅地上ホームを起終点として、中間区間を除いてほとんどを複々線の長距離線の線路を使用する。長距離線を走るソウル都市部で停車駅が少なく、九老以南で電車線に移って多くの駅に停車、水原以南では長距離線に戻り、停車駅は龍山急行と同じである。「高速電鉄」を受け継ぐものであり、平日・土曜日の朝夕ラッシュ時のみ1日3往復。下記、龍山急行の清凉里延伸に伴い、2019年12月30日廃止。 龍山(天安)急行は龍山駅急行ホームを起終点として、龍山から九老は電鉄線の急行線(各駅停車)、九老以南では長距離線を走り、急行運転をする。水原以南での停車駅はソウル急行と同じである。終日運転しており、平日・土曜日は12往復、休日は11往復。2019年12月30日より、始発駅を清凉里に変更し、増発。 永登浦-餅店間急行は、京釜高速道路を走行する広域バスの立席禁止措置により2014年より運行を開始した。平日朝に上り2本、平日夕に下り2本が運行される。停車駅は、安養駅、水原駅のみで、京釜線の急行列車の中では最も少ない最速列車である。2016年12月9日光明シャトル増便にともない廃止された。 2016年より、ヌリロ号を置き換える形で、一部の急行列車が新昌駅まで延長された。
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