レザー・チャーム から メタリカとは? わかりやすく解説

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レザー・チャーム から メタリカ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/08/03 16:43 UTC 版)

ロン・マクガヴニー」の記事における「レザー・チャーム から メタリカ」の解説

1981年6月ロンルームメイトであり、幼馴染みでもあるジェイムズ・ヘットフィールドと、ジェイムズ前身バンドPhantom Lord)のギタリストであるヒュー・ターナーと共にヘヴィメタル・バンドLeather Charm結成ターナー脱退後ギタリストにトロイ・ジェイムズ、ドラマーにジム・マリガンが加入するが、マリガン加入バンド解散繋がってしまう。 1981年末、ジェイムズ・ヘットフィールドドラマーラーズ・ウルリッヒ加えロンと、ギタリストデイヴ・ムステイン加入によりメタリカ結成された。 ラーズジェイムズロンは、カリフォルニア州ニューポートビーチ市(全米有数富裕層居住区)に住む知り合い同士であり、ジェイムズは、ロン両親持ち物であるマンション一緒に暮らしていた。ロンは、モトリー・クルー大ファンであり、趣味ロックスターフォトグラファーをしており、ヘヴィ・メタル興味をもっていた。家のガレージスタジオ代わりにして自由に使っており、デイヴ・ムステインメタリカ加入決める際、オーディション受けたのも、その場所だった。 少年期からの知り合いであるラーズジェイムズとの関係は、対等とは言い難く、やがて、メタリカロサンゼルスサンフランシスコの間を演奏のために車で行き来するうになると、少々行き過ぎたからかいいたずら受けたり、いつも飲食代を支払わされるようになり、ロンは、そうした扱いに、屈辱感じるようになっていった。(ムステインは、当時のことを振り返りロン自分自分守ろうとしないからいじめがエスカレートするのではないか思っていたと語っている)。 しかし、ロンにとって、ムステインは、“何をしでかすかわからない危険な人間”であり、ムステインにとって、ロンは、(4歳の頃両親離婚し母親一人稼ぎ経済的貧窮の中で暮らし15歳にして独立したムステインの生い立ちからすると)、“親の金でとてつもなく贅沢な暮らしをしているマザコン野郎”にしか見えず二人互いに嫌い合っていた。 なお、『メガデス・ドキュメンタリー狂気の旋律』(2001年)でロン本人により語られていたエピソードについては、ロンとムステイン、それぞれの言い分大きな食い違いがあり、“真相は藪の中”である。ロンは、「ムステインが酔っ払って自分ベースビールを瓶一本分注ぎ、知らず電源入れたら、感電して吹っ飛んだ」と語っているが、ムステインは、「ロン自分のウィッシュボーンベースのピックアップビール1缶を注いでひどく高価な機材一部壊したとき、俺は彼を大声罵った。それがロン激怒させたのはわかっている」と語っている。 いずれにせよいかにもロック・スター然とした生活と、連日連夜飲み騒ぐパーティ日々送り音楽的にそれぞれ独自の才能強力な個性主張する他の三人比べロン存在感徐々に薄れていき、やがて彼は、メタリカでの自身役割バンドのメンバーとしてではなく、“財布”、あるいはローディーあるかのような状況屈辱感じるようになり、1982年12月12日メタリカ脱退してしまう。 出典:『Mustaine: A Heavy Metal Memoir』It Books 2010年、『メガデス・ドキュメンタリー 狂気の旋律東芝EMI 2001年 脱退後彼の代わりには、トラウマというバンドベーシストであったクリフ・バートン加入した個人的な対立にも関わらずロン居た時代メタリカ成功収めた。彼はメタリカいくつかのデモ音源残している。彼がベース弾いた、「Hit the Lights」などがその代表である。 メタリカ脱退後19861988年までファンタズムとして活動。彼は自身音楽携わることに幻滅し機材大半売り払ってしまった。[要出典]

※この「レザー・チャーム から メタリカ」の解説は、「ロン・マクガヴニー」の解説の一部です。
「レザー・チャーム から メタリカ」を含む「ロン・マクガヴニー」の記事については、「ロン・マクガヴニー」の概要を参照ください。

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