ルナル・ヒーローズ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/02/06 14:28 UTC 版)
「ルナル・サーガ」の記事における「ルナル・ヒーローズ」の解説
バササ・ラピッドウィング 第1話<鳥人間、銀の砦を征く>の副主人公。 タッタの生家の隣家(ミュルーンは産卵期にのみ家を構える)で生まれた幼馴染のミュルーン。宝探しと行方不明になったペローマ神官の捜索の為に、タッタと共に銀の月の遺跡の探検に出かけるが・・・。 3年後のルナル・サーガ本編開始時にはキーンブルク市の伝令ギルドの支部長を務めており、キーンブルク城崩壊時にナーレンス河に投げ出されたエフェメラとアンディを救助している。 キュヨー・ナウスプリング 銀の月の種族の文化の研究をしているペローマ神官で、<姿なきグルグドゥ>の言葉(一種の発光信号)を理解出来る。 急に発光を開始した<姿なきグルグドゥ>の遺跡の調査に来たところを、邪術師に率いられた沼沢種グルグドゥに襲われ、捜索に来たタッタ、バササ達と共闘することになる。 ピカちゃん 海洋種の<姿なきグルグドゥ>の海底都市市長の子供。定時連絡の途絶えた沼沢種グルグドゥの異変調査に派遣されるが、彼らを支配していた邪術師に襲われ、同じく異変調査に来たキュヨー、宝探しとキュヨー捜索に来訪したタッタ、バササと共闘することになる。 遺跡の奥に封印されていた古代兵器(溶解性の泡を噴射する)を起動させて、邪術師に率いられた沼沢種グルグドゥ軍団と遺跡に住みついていた水竜を撃滅してタッタ達の危地を救うも、古代兵器の威力を目の当たりにしたタッタに海洋恐怖症のトラウマを植え付けた。 プライドはやや高いものの、意外とノリの良い一面もあり、バササに「案外いい奴」と評された。 セバン・ナイル 第2話<月を見つけに>の副主人公。 トリース森王国の高官の一人息子で、当時のアンディとほぼ互角に戦える剣の腕を持つが、<バガラガの呪い>という体が硬化死する難病に侵されている。 臨海学校で一緒になった当時15歳のエフェメラと親交を結び、裏で汚職を行いつつ治療困難な難病持ちにも拘らず自分にガヤン式の教育を強いる父への不満を彼女に漏らす。 アースリー・アムスン セバンの両親の旧友のサリカ神官で、セバンと同じ病気で硬化死した彼の母を担当した看護師でもあった。 妻子の治療費の為に始めた汚職から手を引こうとするセバンの父に頼まれ、臨海学校に護衛として同道する。セバンの父を脅迫せんとする汚職役人一味の手下からセバンとエフェメラを庇って相打ちになった。 バルミア・ゲイジングアウル 第3話<幻覚の森>の副主人公でラナークの生まれた部族のカアンルーバ。同僚のカアンルーバが致命傷を負いつつも急報して来た異変の調査隊にラナークと共に参加する。 閉鎖的なエルファの社会と停滞に疑問を抱き、活性化の為の努力を主張する思想の持ち主で、多くのエルファからは異端視されていたが、同じ疑問を抱いていたラナークからは一つの考え方として肯定的な評価を受けた。 実は異変の正体は彼がかつて燃やした<悪魔樹>が最後にまき散らした種から生まれた二世で、<悪魔樹>を独断で燃やした事で停職処分と「無断で森に火をつけた」との悪評を受けたバルミアが腹立ち紛れで荷物に紛れ込んでいた種を植えた事で発芽してしまった。 旺盛な生命力を森とエルファ社会の活性化に利用出来ないかとの誘惑に負けてしまったバルミアは<悪魔樹>に同化されてラナークに倒されることとなった。 ドウギ 第四話<龍を守る者>の登場人物。 <黄金の姫>ラテルアが乗っ取ろうとしたグラダス最大の<天空の龍の島>に住んでいたドワーフ一族の長老で、100年前に巨大ロケットで<天空の龍の島>に到達した。 拳法の達人であり、地上に戻る為の試練に臨んだアンディとドムスに協力する。 竜 <天空の龍の島>の守護者。 1000年以上前に流星と激突して飛散した<龍>の脊椎骨の一部を使って古代ドワーフの技術者が作り上げた一種の生体ロボットで、<悪魔戦争>時代に自分を作り出したドワーフ一族の子供達を本体である<天空の龍の島>に脱出させた。
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