ネロを主題にした作品
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文学作品 偽セネカ『オクタウィア』 ジャン・ラシーヌ『ブリタニキュス』、渡辺守章訳、岩波文庫 ほか ヘンリク・シェンキェヴィチ『クォ・ヴァディス』、木村彰一訳、岩波文庫 全3巻 ほか同名のアメリカ映画やポーランドのテレビドラマの原作。 ユベール・モンテイエ『ネロポリス―ネロの時代の物語』、栩木泰訳(全2巻:中央公論社、のち中公文庫) 音楽・舞台作品 クラウディオ・モンテヴェルディ『ポッペーアの戴冠』…ネロが周囲の反対者を排除して、寵愛するポッパエア・サビナを皇后とする物語。1642年にヴェネツィアで初演されたオペラ。 ゲオルク・フリードリヒ・ヘンデル『アグリッピナ』…ヘンデルのオペラの中でも代表作の一つ。 アッリーゴ・ボーイト『ネローネ』…遺作となった未完のオペラ。 オットリーノ・レスピーギ:交響詩「ローマの祭」…第1曲『チルチェンセス』は、ネロが円形競技場でキリスト教徒たちを猛獣に喰わせて殺害した残酷な祭りを描いている。 ウィルスン・バーレット『十字架の徴』…1895年作の戯曲。映画『暴君ネロ』(1932年、セシル・B・デミル監督)の原作。 宝塚歌劇団『皇帝』…ネロを主人公としたミュージカル。 映画 『わが息子暴君ネロ』(1956年、フランス・イタリア) 『ネロ皇帝の聖餐』(1981年、イタリア) テレビ映画 『NERO ザ・ダーク・エンペラー』(2004年、イタリア・スペイン・イギリス) 漫画 安彦良和『我が名はネロ』(文藝春秋、のち中公文庫) 技来静也『拳闘暗黒伝セスタス』(白泉社) ネロが主人公の一人として登場する歴史格闘漫画。 さかもと未明『マンガ ローマ帝国の歴史3 カリグラ、ネロ、ユリウス朝の崩壊』 講談社 梶原一騎/ふくしま政美『格闘士ローマの星』(秋田書店「週刊少年チャンピオン」 1976 - 1977年)… 主人公の格闘士アリオンの醜悪な仇役として登場する。コロセウムでキリスト教徒の殺害を挙行したり、醜い中年皇帝として描写されたりするなど、史実との矛盾が目立つ。 とり・みき、ヤマザキマリ『プリニウス』(新潮社)
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