セントラ/スーパーセントラ/セントラエアロ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/08 07:21 UTC 版)
「日産・B17」の記事における「セントラ/スーパーセントラ/セントラエアロ」の解説
北米仕様 セントラSR 2013年モデル アメリカ合衆国のほか、カナダ、メキシコといった北米各国ならびにロシアにおいては、B17型が6代目B16型セントラの後継車として販売されている。 米国仕様車には下から「S」、「FE+ S」、「SV」、「FE+ SV」、「SR」、「SL」の計6グレードが用意され、1.8Lエンジンのみが用意され、「S」には6速MTとCVTが、それ以外のグレードにはCVTのみが組み合わせられる。リアブレーキは全車ドラムブレーキだが、「SR」、「SL」のみでディスクブレーキをオプションとして選択することができる。また、「SR」、「SL」以外は16インチホイールカバーが装着され、「SR」には専用デザインの17インチアルミホイールが、「SL」にはシルフィと共通デザインの17インチアルミホイールが装着される。スポーティグレードの「SR」には専用フロントバンパー、サイドシルプロテクター、スポーツフロントグリルも装着され、低燃費グレードの「FE+ S」および「FE+ SV」には低転がり抵抗タイヤやリアスポイラー、リアタイヤディフレクター、アンダーボディディフレクターが装備される。LEDクリアランスランプは全車に標準装備されるが、ドアミラーウインカーは最上級グレードの「SL」のみに装備される。 2016年モデルでは大幅にフロントマスクが変更され、近年の日産車におけるデザインアイコン「Vモーション」を採り入れたものとなった。エマージェンシーブレーキやLDWなどといった安全装備も積極的に採り入れられている。また、一部グレードにおいては新たにLoビームにLEDヘッドライトも採用されている。また、2017年モデルからは新たにMR16DDT搭載車をベースに「NISMO」も設定されている。 台湾仕様車についてはG11型ブルーバードの後継車種としてスーパーセントラの名で販売される。かつて、同市場ではG10型が「セントラ」の名で販売されていたため、事実上のリバイバルネームである。メカニズムは日本仕様のシルフィと同様、全車がMRA8DEエンジンにエクストロニックCVTの組み合わせのみとなるが、グレード体系は大きく異なり、「經典版」、「傳奇版」、「豪華版」、「豪華影音版」、「旗艦版」の5種となる。グレードにより、日本仕様には用意されないサンルーフ、17インチアルミホイールなどが用意される半面、シルフィに備わるセンターアームレストスルー機構は省略される。 2014年12月2日には、台湾向け限定仕様としてオーテックジャパンと共同開発したセントラ エアロを追加(あたまに「スーパー」は付かない)。専用のフロントエアダム、サイドステップ、リヤアンダースポイラー&トランクスポイラー、専用17インチアルミホイールを装備している。尚、アルミホイールを除いたすべてのアイテムは2015年8月に日本市場で登場した「シルフィ Sツーリング」と同一品である。 2017年11月3日、北米仕様とほぼ同様の外観に改良されると同時に、車名からスーパーが取れ、単に「セントラ」となった。エアロパーツ仕様のセントラエアロも消滅している。グレードは「豪華版」、「旗艦版」、「尊爵版」の3種。
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