サターンVとは? わかりやすく解説

サターンV

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/08/13 09:45 UTC 版)

サターンV(サターンファイブ、Saturn V)は、1967年から1973年にかけてアメリカ合衆国アポロ計画およびスカイラブ計画で使用された、使い捨て方式の液体燃料多段式ロケット。日本では一般的にサターンV型ロケットと呼ばれる。




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サターンV

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サターンロケット」の記事における「サターンV」の解説

詳細は「サターンV」を参照 アポロ月探査船の司令船機械船LM月着陸船)を月に送り込むために開発された、全長110m、底部直径10mにも及ぶ、史上最大ロケット3段式の液体燃料ロケットで、ケロシン / 液体酸素ロケットエンジンを1段目に5基、液体水素 / 液体酸素エンジン2段目に5基、3段目に1基搭載する総重量の実に93%が推進剤という、推進剤の塊のようなロケットである。また第1段ロケット5基の総出力を馬力換算すると、約1億6千万馬力達するが、これは現在までのところ人類開発したものの中では最も高出力エンジンである。 サターンVは、地球付近の高度約300kmの低軌道に120tにも及ぶペイロード投入することができ、まさに月に行くためだけに作られロケットである。しかし、予算削減のためアポロ計画20号までの予定があったところを17号中止となり、残されたサターンブースターとアポロ宇宙船は続くスカイラブ計画や、ソ連ソユーズ宇宙船とのドッキング・ミッションに使用された。

※この「サターンV」の解説は、「サターンロケット」の解説の一部です。
「サターンV」を含む「サターンロケット」の記事については、「サターンロケット」の概要を参照ください。

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