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企業価値
会社全体の経済的価値。具体的には、企業が将来にわたって生み出すキャッシュフローの現在価値(将来発生するキャッシュが現時点でどのくらいの価値があるかを判断する指標)を指す。
会社とは、様々な投資プロジェクト(事業計画)の集合体だ。貸借対照表(B/S)における資産は、これらの投資プロジェクトを集めたものである。従って、会社全体を1つのプロジェクトと見なして、そのNPVを計算することができるはずである。これが、企業価値の考え方である。
①会社のフリー・キャッシュフローを、可能な限り予測する(通常は10年)。
②資本構成を求める(E:株式発行=発行済株式数×株価 D:借入、Dは簿価で代用する)。
③WACCを計算する。
④フリー・キャッシュフローを資本コストで割引き、NPVを求める。
企業価値は、株価の算定やM&A(合併・買収)、リストラなどを評価するときの基準となっている。子会社や関連会社への出資など連結経営を考える場合にも、企業価値の考え方は不可欠である。
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企業価値
【読み方】:キギョウカチ
企業価値の算出法は、年買法、DCF法、類似会社比準法等があるが (各項目参照)、いずれの方法においても算定過程に主観的な判断の要素が含まれ、影響を受ける。
M&Aにおいて、売り手側は会社への思い入れ等の心理的な要因により企業価値を高く考えがちであり、買い手側は将来予測の不確実性や投資の安全性から売り手よりも企業価値を低くとらえるため、売り手の考える企業価値 (セラーズバリュー) と買い手の考える企業価値 (バイヤーズバリュー) は必ずしも一致せず、双方の交渉の結果決定した金額が企業価値であるといえる。
つまり企業価値とは、一般的にそれぞれの立場や価値観、その企業との関わり方により主観的に認識されるもので、一義的に決定するものではない。
関連用語
ウィキペディア |
企業価値
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2011/12/20 00:36 UTC 版)
企業価値(きぎょうかち、又は事業価値、エンタープライズ・バリュー)とは、企業が持つ有機的一体としての事業の価値を金額で表したものをいう。法人の事業実体がつかみにくく、かつ、営む事業の特性に応じた評価が必要となることから、企業価値を一義的に決めることは非常に難しい。なお、一般的に企業価値の計算アプローチ手法としては過年度の蓄積を基礎とするコスト・アプローチ(清算価値法、修正簿価純資産法など)、将来の収益性を基礎とするインカム・アプローチ(収益還元法、ディスカウント・キャッシュ・フロー法など)、実際の売買市場で成立している類似企業の株価を基礎とするマーケット・アプローチ(類似業種比準法、マルチプル法など)の3種類が挙げられる。
通常、企業価値の算定に際しては、これら3種類のアプローチに基づく評価のいずれか、または、複数の評価手法をブレンドして企業価値を算定することが一般的とされる。
- 1 企業価値とは
- 2 企業価値の概要
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