ロケットエンジンとは? わかりやすく解説

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ロケット‐エンジン【rocket engine】

読み方:ろけっとえんじん

ロケット推進させるための機関推進剤高速噴射することで推力を得る。推進剤違いにより固体ロケット液体ロケット分類される固体ロケット場合ロケットモーターともいう。

「ロケット‐エンジン」に似た言葉

ロケットエンジン

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/01/18 08:07 UTC 版)

ロケットエンジンとは推進剤を噴射する事によってその反動で推力を得るエンジンである。ニュートンの第3法則に基づく。


  1. ^ M-Vロケット推進系研究開発を振り返って
  2. ^ 開口比40のノズルスカートを未装着時の推力は48.52kN (4.9 tf)
  3. ^ 開口比40のノズルスカートを未装着時の推力は66.64kN (6.8 tf)
  4. ^ 開口比40のノズルスカートを未装着時の比推力は286.8秒
  5. ^ 開口比40のノズルスカートを未装着時の比推力は291.6秒
  6. ^ 計算値


「ロケットエンジン」の続きの解説一覧

ロケットエンジン

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/04/05 08:02 UTC 版)

宇宙機の推進方法」の記事における「ロケットエンジン」の解説

詳細は「ロケットエンジン」を参照 大半のロケットエンジンは内燃式である。ノズルによって推進効率変化するイオン推進ロケットプラズマ或いは帯電した気体電磁気作用によって加速する事により、反動推進力を得る。比推力は高いが、大推力を得る事が出来ないので軌道上進路修正程度使用される。 ロケットエンジンを参照すれば多種類のロケットエンジンとそれらの特徴がわかる。

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ロケットエンジン

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/04/19 15:53 UTC 版)

アルタイル (月面着陸機)」の記事における「ロケットエンジン」の解説

アルタイルのロケットエンジンの燃料には、下降段には現行の極低温推進剤が、上昇段には常温保存可能な自己着火性推進剤使用される予定であったアポロ月着陸船では、コンピューターについてもロケット燃焼システムについても、当時における最高の技術結集された。ロケットに関しては、上昇下降段とも点火装置を必要としない混ぜ合わせただけで着火する燃料システム採用し長期間保存を可能とした。低温式にするにしても常温式にするにしてもアポロLMと同様、燃料供給には多くロケット使われているような故障しやすいポンプではなく高圧ヘリウムガス使用する必要がある。 また宇宙船は(月の)赤道沿うような軌道や、逆に高い傾斜角を持つ軌道からでも、北極南極地域着陸できるような能力が必要とされるアルタイルオリオンドッキングしたまま月に向かうが、オリオン搭載されているエアロジェット社製のAJ-10ロケットの推力とその燃料の量では、全体月周回軌道投入させるには不十分なのである無人アルタイル月面着陸させる時でも条件厳しい)。下降段には、液体水素液体酸素燃料とするRL-10エンジン(現在でもデルタIVの上ロケットや、アトラス第二段セントールなどに使われている)の改良型使用する上昇段にはオリオンと同様、AJ-10が1機だけ搭載される。 当初NASAは、上昇段には液体酸素液化メタン(LCH4)の組み合わせ採用したがっていた。将来的火星飛行では、搭乗員火星表面長期わたって生活する可能性がある。その際鍵を握るのが、サバティエ反応である。ニッケル触媒として水素二酸化炭素高温高圧状態に置けばメタン生成される。これをサバティエ反応と呼ぶ。この方式を使えば熱源触媒さえ地球から持って行けば火星にあるCO2水素使って燃料呼吸用の酸素なども調達できるのである酸素電気分解することで得られる)。しかしながらコスト増大したことやメタンロケットに関する技術未成熟だったことから、NASA従来極低温推進剤自己着火性推進剤採用せざるを得なかった。しかしながら将来的恒久月面基地築かれる段階になれば、アルタイル改良型にはメタンロケットが使用されるはずである。

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ロケットエンジン (Rocketdyne部門)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/06/08 14:24 UTC 版)

ロックウェル・インターナショナル」の記事における「ロケットエンジン (Rocketdyne部門)」の解説

H-1 (Saturn I, I-B) J-2 (Saturn I-B, V) F-1 (Saturn V) RS-25 (Space Shuttle) 詳細な一覧Rocketdyne enginesを参照のこと。

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ロケットエンジン

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/11/29 08:16 UTC 版)

キャビテーション」の記事における「ロケットエンジン」の解説

1999年発生したH-IIロケット8号機打ち上げ失敗直接の原因とされた。日本の宇宙開発一時期低迷する要因一つ

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ロケットエンジン

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/24 11:07 UTC 版)

ハレーズコメット」の記事における「ロケットエンジン」の解説

スピード上がる

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ロケットエンジン

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/02/13 09:20 UTC 版)

模型航空機」の記事における「ロケットエンジン」の解説

模型ロケットエンジンには黒色火薬実機と同じコンポジット推進薬噴射して推進するモデルロケットがある。

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ロケットエンジン

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2012/09/17 04:50 UTC 版)

燃料消費率」の記事における「ロケットエンジン」の解説

ロケット場合は 1 kg燃料で 1 kgf推力出し続け時間(秒)である比推力表される。従って大きい程、性能良いロケット云うことになる。 航空エンジンSFCロケット云う SFC逆数に 3,600掛けた数になるので注意要するSI単位では1 N の推力を 1 秒間出し続けるために消費した燃料の量 (kg) を燃料消費率定義している、従ってロケット場合航空エンジン云う SFC逆数を 1,000 倍した値になる。航空エンジン現場で論文記述以外 SI単位はあまり使われていない

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ロケットエンジン

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/05/19 16:20 UTC 版)

ヘルムート・ヴァルター」の記事における「ロケットエンジン」の解説

潜水艦用エンジン開発していた頃、これをロケット応用する事を考えた高圧混合気タービンを回すだけではなくノズルから噴出させる事により直に推進力を得る事も可能である。ヴェルナー・フォン・ブラウンロケット開発チーム興味示した1936年ペーネミュンデ陸軍兵器実験場にて航空機搭載する実験始まった実験結果興味示した航空機製造会社にはハインケルメッサーシュミット含まれていた。1939年ハインケル He176が初の液体燃料ロケット飛行する航空機となった。この形式エンジンアレクサンダー・リピッシュによる革命的な機体メッサーシュミットMe163にも搭載された。日本でも秋水等に使用された。(→HWK 109-509) ヴァルター別のジェットエンジン同様にJATOにも使用された。パラシュート回収して再利用するようになっていた。 1945年ヴァルター戦時功績により鉄十字勲章授与された。

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