カテゴリ5
別名:カテゴリー5,CAT5,カテゴ
【英】category 5, category 5 cable
カテゴリ5とは、Ethernetなどに用いられる通信ケーブルの規格の一種で、主に高速LANでよく利用される規格のことである。
ツイストペアケーブルやUTP(Unshielded Twisted Pair)などの通信ケーブルは、その性能によっていくつかに分類される。分類としては、カテゴリ1(電話など)、カテゴリ2(ISDNなど)、カテゴリ3(10Base-Tなど)、カテゴリ4(トークンリングなど)、カテゴリ5(100Base-TXなど)、カテゴリ5e(1000Base-Tなど)、カテゴリ6(1000Base-TXなど)などの分類がある。
カテゴリ5はLANケーブルとして最も普及しているが、ネットワークの高速化に伴い、さらに高速なカテゴリ5eやカテゴリ6などの規格も用いられるようになってきている。
カテゴリー5
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/08/17 06:08 UTC 版)
「サファ・シンプソン・ハリケーン・ウィンド・スケール」の記事における「カテゴリー5」の解説
カテゴリー5風速直近の例≥ 70 m/s≥ 137 kt≥ 252 km/h≥ 157 mph 2019年のバハマ上陸時頃のドリアン(英語版) 「大西洋で発生したカテゴリー5のハリケーンの一覧(英語版)」および「太平洋で発生したカテゴリー5のハリケーンの一覧(英語版)」も参照 Catastrophic damage will occur(破滅的な被害が発生する) カテゴリー5は、サファ・シンプソン・スケールで最も等級の高いカテゴリーである。これらのハリケーンは多くの住宅および産業用建造物の屋根を全損させ、一部の小さな施設については全壊したり、建物ごと吹き飛ばされたりする。長さのある屋根や壁、特に内側に支えのないものの多くは崩壊することがよくみられる。多くの木造建造物に非常に重度かつ修繕不可能な被害がもたらされ、移動式住宅や組み立て住宅の全壊が広く認められる。少なくとも3から5マイル (5から8km)程度、内陸に位置している場合において、無傷で持ちこたえられる建造物がわずかにあるのみで、それに該当するのは、鉄骨やコンクリートで建造されたオフィスビル、分譲マンション、アパートおよびホテル、複数階建てのコンクリート製の立体駐車場、ならびに鉄筋レンガまたは鉄筋コンクリート/セメント製の住宅や、水平面から35度もの傾斜のついた寄棟造の屋根をもつ住宅、あらゆる種類の吊り下げられた屋根のない住宅、そして、耐ハリケーン設計の安全ガラスで作られたか、シャッターで覆われた窓である。これらの要件を全て満たしていない限り、建造物の全壊は不可避である。 ハリケーンのもたらす洪水によって、海岸線近くにある全ての建造物の低層階に大きな被害が出るほか、高潮によって沿岸部にある多くの建造物が完全にぺしゃんこになったり、遠くまで流されたりすることがある。事実上、全ての樹木が根こそぎ引き抜かれたり折れたりし、一部は陸まで揚がって、影響を受けたほとんどの住宅街を孤立させる。ハリケーンが人口の密集する地区に迫っていて脅威となる場合、住宅地区では大規模な避難が必要とされる場合がある。全面的かつ極めて長い期間にわたって停電と断水が発生することが予想され、最大で数カ月程度まで続く可能性がある。 歴史上、カテゴリー5の勢力で上陸したハリケーンの例は、「キューバ」(英語版)(1924年)、「オキーチョビー」(1928年)、「バハマ」(英語版)(1932年)、「キューバ・ブラウンズビル」(英語版)(1933年)、「レイバー・デー」(英語版)(1935年)、ジャネット(英語版)(1955年)、カミーユ(1969年)、エディス(英語版)(1971年)、アニータ(英語版)(1977年)、デイビッド(英語版)(1979年)、ギルバート(1988年)、アンドリュー(1992年)、ディーン(2007年)、フェリックス(2007年)、イルマ(2017年)、マリア(2017年)、マイケル(2018年)、ドリアン(英語版)(2019年)の18例である。なお、これら18個のハリケーンは全て大西洋海域で発生したもので、東太平洋海域において発生してカテゴリー5の強度で上陸したハリケーンは知られていない。
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