アコウダイとは? わかりやすく解説

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あこう‐だい〔あかをだひ〕【×鯛】

読み方:あこうだい

フサカサゴ科海水魚全長50センチ。体は鮮紅色で、深海にすむ。冬季美味。あこう。→赤魚(あかうお)

赤魚鯛の画像
アコウダイの切り身

アコウダイ

学名Sebastes matsubarae 英名:Matsubara`s red rock fish
地方名アカウオメヌケ 
脊椎動物門硬骨魚綱カサゴ目フサカサゴ科
色 形 長崎・日本・世界 住みか 3D

※出典:長崎県水産部ホームページ
著作権尼岡 邦夫

特徴
メヌケ仲間であるが、眼窩下縁の前と後の2本の上向きトゲがあることで他の種区別できる全身鮮やかな赤色ぶたの上部に暗色斑紋がある。水深500〜700mにすみ、エビ類、魚類イカ類などを食べる。卵胎生124月にやや浅いところで仔魚を産む。冬〜春が脂肪がのり、味がよい。肉は白身やわらかく味は淡泊である。

分布:本州中国 大きさ:70cm
漁法:船釣り延縄 食べ方:塩焼き煮付け照り焼き

赤魚鯛

読み方:アコウダイ(akoudai)

フサカサゴ科海水魚

学名 Sebastes matsubarai


阿候鯛

読み方:アコウダイ(akoudai)

フサカサゴ科海水魚

学名 Sebastes matsubarai


アコウダイ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/03/20 02:55 UTC 版)

アコウダイ(赤魚鯛[1]、阿候鯛[2]学名: Sebastes matsubarae)はメバル属に属する海水魚[3]。単にアコウ(鯩魚[4])とも呼ばれる。別名、アコ、メヌケ(他のメヌケ類との混称として使われる)。水深500-700mの深い海に生息するため、釣り上げられたとき、水圧の急激な変化により目が飛び出すことから「目が抜け出る」という意味でメヌケの名がある。


注釈

  1. ^ 新明解国語辞典』には「顔は赤鬼のようだが、うまい」と記載されている。

出典

  1. ^ 講談社編『魚の目利き食通事典』講談社プラスアルファ文庫 p.17 2002年
  2. ^ 新村出 編「あこうだい(阿候鯛・赤魚鯛)」『広辞苑』(第6)岩波書店、2008年。 
  3. ^ Froese, Rainer, and Daniel Pauly, eds. (2012). "Sebastidae" in FishBase. December 2012 version.
  4. ^ 『難訓辞典 中山泰昌編』東京堂出版、1956年。 
  5. ^ 本山荻舟『飲食事典』平凡社、1958年12月25日、7頁。 
  6. ^ a b 生田與克『築地魚河岸仲卸直伝 おいしい魚の目利きと食べ方』2010年 p.19


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