きがい

実用日本語表現辞典

気概

読み方：きがい

気概とは、困難な状況に対しても屈せず、自身の信念を貫く強い意志のことである。これは、個人の精神性や人格を表す言葉として用いられる。気概は、困難を乗り越える力として、また、自己の目標達成に向けた決意として表現されることが多い。 気概は、文学作品や映画、ドラマなどのストーリーテリングにおいて、主人公の成長や変化を描くための重要な要素として扱われることがある。また、スポーツやビジネスの世界でも、困難な状況を乗り越えるための力として「気概」が引き合いに出されることが多い。

（2023年8月22日更新）

気概

読み方：きがい

気概とは、強い心意気のこと。困難に直面しても安易に挫けたりせず、困難を乗り越えて前進しようとする気骨や志のこと。あえて俗っぽい表現で言い換えるなら、「やってやらあ！負けないぞ！」という意欲に満ちた前向きで強い気持ちである。

「気概」の語は、主に「気概-が-ある」「気概-を-感じる」「気概-を-見せる」「気概-を-示す」といった動詞を伴って叙述される。あるいは、「農家の気概」「中小企業の気概」「プロとしての気概」というような表現でも用いられる。

「独立独歩の気概」という言い回しも比較的よく見られる。「独立独歩」とは、他人に依存したり支配されたりせず、自分の力で、自分の信念にもとづいて思うように行動する、という意味の表現。あくまでそのように自立してゆこうとする強い意志と自負心が「独立独歩の気概」である。

「気概」の類語としては「気骨」や「意気地」などが挙げられる。

「気骨」は、「信念を貫き通す強固な心意気」という意味合いで用いられる表現である。性格や性質を指すニュアンスで用いられることが多い。

「意気地」は「困難に負けずに物事をやり通そうとする気持ち」の意味で用いられる表現である。性格や気持ちの張りを指すニュアンスで用いられることが多い。否定的な文脈で（「意気地なし」のような言い方で）用いられる場合も多い。

「気骨」や「意気地」と比べると、「気概」には「礎を自ら築いてきた」というような誇りや自負心のニュアンスが込められている場合が多いといえる。

（2020年8月25日更新）

デジタル大辞泉

き‐がい【危害】

読み方：きがい

身体・生命・物品を損なうような危険なこと。「人体に—を及ぼす」「—を加える」

き‐がい〔‐グワイ〕【機外】

読み方：きがい

１ 機体の外。

２ 能力・素質がないこと。

「独り独仙君に至っては—の機を弄(ろう)し過ぎて」〈漱石・吾輩は猫である〉

き‐がい【気概】

読み方：きがい

困難にくじけない強い意志・気性。「先駆者の—を示す」「—のある人」

隠語大辞典

きがい

読み方：ぎがい

1. 密淫売婦。〔第二類　人物風俗〕
2. 密売淫婦を云ふ。
3. 売淫婦。

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Wiktionary日本語版（日本語カテゴリ）

きがい

出典:『Wiktionary』 (2021/08/13 03:51 UTC 版)

同音異義語

きがい

• 【危害】生命などを損なうような危険なこと。
• 【機外】機体の外。
• 【気概】困難に遭遇しても屈さない強い心。

Weblio日本語例文用例辞書

「きがい」の例文・使い方・用例・文例

• 何か生きがいを持つ
• 野球はハリーの生きがいだ
• その劇の幕開きがいつか知っていますか
• 私の赤ちゃんは寝つきがいい
• 私達は寝起きがいい。
• あなたの生きがいは何ですか。
• 老人には生きがいが必要だ。
• 母は暮らし向きがいい。
• 彼女は息子だけが生きがいだった。
• 彼女は息子が生きがいです。
• 彼らは暮らし向きがいい。
• 早寝早起きがいい事は皆知っている。
• 人生の生きがいを見出す。
• 新聞記者によると人生が生きがいがあるものになるのではないですか。
• 私は家族といっしょに家にいるときがいちばん幸せを感じる。
• 私たちは何か生きがいを持たなければならない。
• 今日は魚の食いつきがいい。
• 今や彼には何の生きがいもない。
• 金をかせぐことが彼の生きがいだ。
• つきがいいほうではないのでパチンコもしないし宝くじも買いません。